- Nov 11 2017
コート Ⅱ
2Wayタイプのコートで素敵なデザインがあります。
シルエットはコート+ベスト の 2Wayタイプ
素材はダウン+ウール のコンビネーション
車社会の群馬県には かなり重宝すると思います。
重ねるのですから 薄手のダウンです。
ご旅行のお供にもなります。小さく小さくたためます。
衿のファーも取り外せます。
外すと 全く違う物になりますから そこも便利。
写真だと分かりにくいのですけれど
ダウンコートのお袖がウール素材。
ベストは身頃がダウン 衿と裾の部分がウール素材です。
このコントラストがとてもお洒落なんです。
是非 現物をご覧くださいませ。
サイズは38 40 42の3サイズです。
サイズ展開もしっかりされているのは珍しいですね。
季節毎のコートを揃えるという習慣は母の影響です。
北海道という風土から培ったお洒落心だろう・・
大人になって そう思いました。
ミラノへ行ったとき コートがお洒落着だということ
コート姿で 生活の感性が分かってしまうということ
そして コートを脱いだとき
そのコントラスに目を奪われるほどの印象があったこと
これは イタリア人の装いと生活が密着していることの
証だと知りました。
装うことで 自分をまずは表現する。
第一印象は 装いでまずは決まるという感性。
それは 自分自身を常に外へ表現しているという
とても凛とした信念の形だと思いました。
いやいや中身で勝負だよ。
そう仰る方も多いと思います。
でも 第一印象が美しく 中身が美しかったら
それにこしたことはない・・と
年齢を重ねれば 重ねるほど 私は思うのです。
- Nov 10 2017
コート Ⅰ
コートが洋服のアイテムで一番好きです。
ワクワク ウキウキするんです。
多分 外出するということを前提にしているからだろうと
思うのです。
外の様々な空気感を感じられるのはコートだけ
何だか洋服のなかでも 王様みたいな感じがします。
コートって 装いの顔ですもんね。
少しだけ綿入れになっているコートです。
刺繍が可愛いでしょう。オリジナルの生地です。
こちらはダウンコート。
従来のデザインからは考えられないパンプキンスタイル。
薄手のダウンですので ほど良い膨らみのシルエットは
モダンなイメージです。
ヨーロッパ旅行は冬と決めています。
初めて訪れたイタリアで 子供の冬支度に感動したから。
洋服文化を目の当たりにして 愕然と致しました(笑)
それは本当に素敵な光景でした。
あのお洒落感は 子供の時に培ったものだと。
そう思ったとき 高い 安いとかではなく
季節を愛でる 自然の流れに沿うスタイルというのは
大人がお手本を見せるものだという 当たり前のことに
とても大きく感動したのでした。
その季節にしか楽しめない装いがあります。
そして その楽しみを満喫した先には 喜びがあり
ほんの少しだけ 美しく装った自分に自信が持てる。
自信が持てると 自然と背筋が伸びて 笑顔になる。
素敵な連鎖反応でしょう?
これが 装いの極意です。
私はそう心から信じて 40年間洋服を販売しています。
- Nov 9 2017
風合い
火曜日は立冬でした。
コートの季節になりますね。
大好きな季節です。
コートを着る頃になると ニットの風合いが
気になります。
触れたくなるような風合いのものが
やはり どきっと致しますね。
デザイン性はとても大切ですが まずは風合いです。
キャメル混のニットです。
毛足は短く 圧縮タイプなのでとても暖かく軽いのが特徴
ロングカーディガンと合わせると お出かけ用になります。
大好きなイタリアのニットメーカー
こちらのウールはとにかく柔らかく肌触り抜群
アンゴラ混のような風合いが気に入っています。
どちらのニットもお色違いはグレーです。
ニットが太って見えるというのは
選ぶポイントを間違っているように思います。
糸の太さとデザインのバランス
幅と丈のバランス
コーディネートとのバランス 等・・
納得してお召し頂けるポイントはたくさんあります。
是非 冬ならではのお洒落を楽しまれてくださいね。
北国生まれのせいか 冬のニットへの想いは強く
糸を吟味する癖があります。
これは編み物が得意だった母の影響だと思います。
子供の頃 ニットは既製品を着たことはありません。
全て 母のお手製でした。
色はミックスにしてくれることが多く 私は青×緑が基本。
妹はオレンジ×黄色 同系色の微妙な色合いを
母は教えてくれたように思います。
洋服は 決して身を包むだけのものではなく
心を包むものだということを 忘れないようにしたいですね。
- Nov 3 2017
愉しいこと
- Nov 3 2017
思い出をつくる
今日から 三連休の方が多いでしょうね。
今日は秋晴れの良い一日でした。
お出かけ日和。
皆様 お出かけだったのでしょうね・・
とても 静かな一日でした。
これからの季節のご旅行は 装いが楽しい時期です。
色や素材 そしてアイテムのヴァリエーションが
たくさん楽しめますものね。
私は 晩秋の季節のお出かけが一番好きです。
軽いフラノの素材です。
色がよく分からないのが残念です。
とても綺麗なオリーブグリーンです。
このダウンベストはリバーシブルです。
まったく雰囲気が変わりますので 2着分楽しめますね。
薄手のダウンですので とても小さくたためます。
2泊~3泊のとき スーツを基本にして
ニットを1枚 パンツを1枚 そしてこんなベストがあれば
荷物が少なくても 十分お洒落が楽しめる。
どうせなら 毎日違う装いで写真に納まりたい・・
そう思いますでしょう?
ファッションは時代の鏡です。
洋服 髪型 お化粧で大体自分が何歳だか分かります。
これは とても大切な思い出になるんです。
そして とても愉しい思い出になります。
ご旅行に行かれるときは
是非 1着位は新しいお洋服を新調してくださいね。
何年後の それは楽しみになります。
- Nov 2 2017
明日の自分のために
ここ数年 エレガントな装いがちょっと下火です。
それは エレガントな装いをする場面がないからと
お客様が仰っています。
ある年代になりますと 装いによっては地味になり
気持ちまでもが ちょっぴり落ちるのです。
愉しさという気持ちが 薄れてしまう・・
それは 私自身も感じることでもあります。
森山良子さんは50代後半くらいから変わりました。
お洒落の仕方が変わりました。
そして 更に声を磨き上げるために
クラッシックの発声法を再び学び始めたらしいのです。
そこから 若返りました。
チャーミングな女性でしたが 更に可愛くなりました。
年齢を重ねて思うようになりました。
あと 何年 背筋を伸ばしてお洒落が楽しめるだろう。
もう指折数えられる年数しかないのだ・・と。
どうせなら 素敵な女性でいたいと思うのです。
可愛い女性でいたいと思うのです。
そして あんな風に年をとって生きたいな~と
思ってもらえるような 魅力的なおばあちゃんになりたい。
そんなことを 考えるようになりました。
エレガントな装いをするシーンは
ご自分で作らなければありません。
週末に 今日は思い切ってお洒落をしよう・・
そんな日を作って頂きたいなぁ~と思います。
リュクスな装いも 洗練されていて素敵ですが
緊張感が足りません。
せめて2週間に1度くらいは緊張してほしいのです。
今のお洒落や生活スタイルは5年後、10年後の自分を
作り出す習慣だということを 忘れないでくださいね。
素敵なラインのワンピースとスーツ
ワンピースのウエストの位置は高く下半身を長く見せ
お袖丈は九分袖。長めのレザーグローブが似合います。
スーツはジャケットのシルエットが決め手です。
クラッシックラインが少し長め丈のスカートを一段と
映えさせています。
靴はローヒールでOKです。
オードリー・ヘップバーンのイメージで低めの靴が
好印象ですね。
お洒落は 今のご自分を輝かせるツールです。
贅沢だと思ってしまうのは ちょっぴり寂しいですよね。
- Oct 31 2017
過ぎゆく秋
今日で10月が終了致します。
晩秋という言葉 素敵ですよね。
過ぎ行く季節を肌で感じるとき 一抹の寂しさを想い
と 同時に 訪れる新しい季節に 喜びを感じます。
クローゼットはすっかり冬支度になり
そろそろ 自分の今年の色やデザインが決まった方も
多いと思います。
欲しいもののリストアップもお決まりでしょうか?
ただ リストアップが出来ても お店を覗くと
その通りにはならないのが 女性心です(笑)
予想外のお洋服が入荷していたら やはり迷いますもの。
そんな迷い心を感じてしまうものをご紹介しましょうね(笑)
羊毛フエルトの飾りがついている生地
トッパー型のコートとジャンバースカートです。
軽くて暖かい素材です。
思わず 笑顔になってしまう洋服たちです。
山形県のSATO繊維のニット2Pです。
パンツのシルエットもすっきりしています。
何せ このニットは肌触りがよく 軽くて暖かい。
そして一番の特色は 色の発色です。
一色の色は細い糸を何色か合わせていますので
繊細で美しい色目です。
この糸は 海外ブランドから引っ張りだこだとか。
AVANTIでも ファンがとても多いニットです。
冬の空気感には やはり綺麗なお色で楽しみたい。
そう思っております。
確かにシックなお色も この季節にはお洒落ですけれど
今年は個性的に愉しまれては如何でしょうか?
ほんのアクセント。
心もきっとワクワクなさるはずです。
- Oct 27 2017
運慶展
私が仏像に恋をしたのはいつだったのか・・
小学生の頃は確かですが
何歳だったかは 覚えていません。
それは 本の中
ときめいたのは 阿修羅でした。
北海道に住んでいた子供時代
内地は外国でした。
東京には一生のうち 行けないかもしれない
そんな感覚でした(笑)
いつの時代??なんて思われるでしょうね。
でも 昭和30年代はそんな時代でした。
そして 北海道の子供がそんな想いを抱いているのは
普通でした。
前橋市に引っ越してきて嬉しかったのは
日本のほぼ真ん中辺りだということ。
東西南北に旅行するなら 一番良い場所だと思いました。
中々思うようには出かけられませんけれど
それでも 子供の頃外国だと思っていた内地に住み
今では仕事とはいえ 毎週のように東京へ行きます。
芸術などに触れられる機会がたくさんあることを
心から嬉しい・・と思うのです。
11月26日まで 東京国立博物館で
興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」が開催されています。
10月25日 水曜日の冷たい雨の中でしたが
40分待ちの列に並びました。
土・日の賑わいが予想されますね。
予想されますけれど 是非 並んでも拝観をお薦めします。
スタイリッシュという言葉が合うかどうかは分かりません。
でも 時代の流れに合わせて 独特の世界観をつくり
この21世紀に生きる私達の心までも掴み
ワクワクさせ 驚かせ 笑顔にさせてしまう。
勿論 「有難さ」で拝みたくなる仏像ばかりですけれど
それよりも先に思うのは
まるで 生きているようだ・・ということ。
動いている空気を感じること 風の音を感じること。
共に生きている・・それを感じさせることが
凄いなぁ~と思いました。
時代を読み 時代の尖端をつくり 後世に残す。
そこに潜むのは 自分の信念のみ・・
揺るがない信念と探究心。運慶の底力の結集でした。
信念って 私にはあるのかな・・そして探究心は?
まぁ それがあれば もう少しなんとかなっていたかな(笑)
そんなことを ふと考えた 拝観でした。
- Oct 24 2017
定番ニット
季節毎のお洋服の入れ替えほど
タイミングが大切なことはありませんね。
ここのところ このタイミングがずれてしまいがち。
アクセントにしたいインナーの色を
うっかり揃えられないってことがありがちです。
秋冬は薄手ニットのお色は重要なポイントになります。
2~3年前のお洋服を活かすのはここがポイントです。
そして 忘れてはならないのは 白。
白だけは毎年お買い求めください。
いざという時に うっすら黄ばんでいるのは
すべてが台無しになります。
薄手のタートルニット
白 黄色 緑 青 黒 赤 紺 グレー
今年は何色を基本色にして 何色をアクセントにするか
まずは クローゼットの整理をしてから
じっくりとお決めくださいね。
色を選ぶって 本当に楽しいですよね。
私は 取りあえず 紺と白は新調致しました。
皆様は何色にしますか?
- Oct 23 2017
幸せな肌触り
冬ものは触感が大切だなぁ~と思います。
肌触りという感覚。
この感覚は 子供の頃の記憶が影響しているように
思うのです。
私の場合 冬物の素材がその記憶のようです。
モヘア ベルベット ツィード フラノ など
懐かしく 暖かく そして憧れのもの。
大人になって 好きなデザインで着られる喜びを
冬が訪れるたびに 嚙みしめます(笑)
本格的な冬が訪れる前に必要なものが
ショートコートです。
厚手のジャケットのようなアイテムです。
フラノやツィードのスカートやパンツをボトムに選ぶと
車社会で生活していらっしゃる方には便利だと思います。
軽くて暖かい。
何といっても 肌触りが良いのです。
モヘアです。毛足の長さがお分かりになりますか?
軽くて暖かい。このブランドではコートにも毎年使います。
そして 私が最もお勧めなのはここ。
裏地とボタンのお揃い。そして このカッティングです。
バストからウエストまでのラインをシャープに見せます。
オリジナルで織った生地を使用しています。
こちらも軽くて暖かなウールです。
衿の立ち具合 裾の広がりと丈のバランスが絶妙。
女性の身体の変化をかなり研究しています。
フロントの丈とバックの丈 このバランスはヒップを
上げて見せるための技です(笑)
そして ボタンホールの糸と裏地がお揃いの色。
これって 一番のお洒落だと思います。
自分にしか分からない愉しみ。
北海道で13歳まで過ごしました。
モヘア素材のコートは 母の定番でした。
ツィード素材は父の定番でした。
ベルベットやフラノはお洒落着で両親は外出用に
着ていたように思います。
私は ベルベット素材とモヘアが大好きでした。
手に感じるフワフワ感と滑らかなすべりは
まるで おとぎ話しに出てくるお姫さまのように感じて
幸せな気持ちになったものです。
触感は思い出に残る Happyアイテムかもしれませんね。
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