• Oct 23 2020

    織りに魅せられて

    家業を継がなかったらやりたい事がありました

    ひとつは遺跡の仕事

    そしてもうひとつは染めと織りでした

    遺跡は生まれ故郷の北海道のアイヌ文化がきっかけで

    そして染めと織りは母の着物好きの影響と

    アイヌの織物にとても魅力を感じたからだと思います

     

    そんな事も関係してか 洋服もファブリックに魅かれます

    AVANTIで取り扱うブランドのなかで

    生地にフォーカスしているのは 「Lover’s Birthday」

    オリジナルの生地が多く 生地とデザインの相乗効果に

    毎回魅かれます

     

    今年はこの生地

    IMG_6574 IMG_6575

    IMG_6573 IMG_6576

    このジャンバースカートは定番中の定番

    シルエットの美しさが人気です

    まずウエストの切り替えが腰の位置を高く見せます

    バストからウエストにかけてのダーツ

    そして スカートのフレアーの分量のバランスが

    ボディメイクしてくれると評判が良いのです

    デザインと生地の相乗効果は抜群だと思います

    年代に関係なく長くお召しになって頂ける理由として

    このふたつが確実に関係しています

    IMG_6577

    こちらも衿のデザインは違いますが

    他はまったく同じデザインです

    この生地も大人の女性が着るからこその上品さが

    醸し出されます

    IMG_6527 IMG_6578

    ジャンバースカートは「Lover’s Birthday」の定番

    こちらはジャージ素材です

    アラン模様の編地が 懐かしさを感じますね

    わざわざこの編地で白というのが気に入った理由

    冬の白は 最高に上品なコーディネートです

     

    簡単・簡潔・・それが時代の寵児と言われてから半世紀

    そうしていかなければ 稼げない時代です

    ボタンひとつでお買い物ができる

    海外の物も手に入る

    何日も待たずに 思いを告げられる

    確かに便利になったことで 人類は進歩しました

    その恩恵も大きい

    只 それでは満足できない事もあるという事を

    このソーシャルディスタンスの最中にお伝えするのは

    店舗を構えて仕事をしてきた私のような者の役目かなと

    最近 やっと思えるようになりました

     

    ネットでお買い物をするのも良し

    でも 実際に見て・触って・お喋りして感動することも

    忘れないで欲しいと 切に願っています