• Jan 22 2021

    刺繍家 近藤実可子さんのブローチ&ピアス

    毎回 超人気の近藤実可子さん作刺繍のアクセサリー

    昨年は2ヶ月で60個ほど売れました

    緻密で繊細な美しい刺繍

    ひと目ひと目の手刺繍がお守りになるのではないか・・

    そう感じさせる温かな作品たち

    その上 細かい作業の美しいこと 

    丁寧なお仕事はやはり 手仕事ならではと思います

    そして 販売価格が何といっても嬉しいのが本音です

    お一人平均 3個

    女性は褒められると 次回は贈り物に・・という発想に

    なるのです(笑)

    贈っても幸せになれる物って中々ありませんよね?

     

    今回はピアスが初登場

    これが本当に素晴らしい細工なんですよ

    僅か直径2cmほどの小さな丸の中の物語

    この細かさといったら・・実際に見なくては分かりません

     

     

     

    2cmの中にこれだけの刺繍です 実物はもっと素敵です

     

     

    こちらはブローチです 縦長ってクラッシックな雰囲気!

    カメオのブローチのような重厚感があります

    縦4cm   横2.5cm 木枠がとても良い味を出していますね

    こうして画像で見ると壁にかけても趣があります

    ヨーロッパでは代々受け継がれた刺繍は宝物

    嫁ぐときに必ず母親の手刺繍のものを花嫁道具にします

    そうして3代4代と受け継がれて刺繍の部分を木枠に収め

    壁に掛けたりすると聞いています

    日本にも昔はありましたけれど・・今はどうでしょうね

     

    1960年代 オリンピックが開催された以後

    日本にはアメリカブームという波がやってきました

    普及したテレビではアメリカのホームドラマが

    子供のゴールデンタイムに放映

    私も子供の頃 ホームドラマを見て釘付けになりました

    お家に居るお母さんの綺麗なこと!

    髪型 洋服 靴・・・家に居るのにこんなにお洒落をして

    アメリカという国はどんな国だろうと 憧れたものでした

    そして洋服にはいつもブローチが付いていたのです

    そういえば 皇族の方も皆様付けているなぁ~と

    アメリカのホームドラマで 実は驚いたのでした(笑)

     

    ブローチは母がアクセサリーの中で一番好きなアイテムで

    特にパールの葡萄をモチーフにしたものが多くありました

    あの頃の女性はアメリカの女優さんや美智子様への

    憧れがとても強かったのだと思います

    まぁ 今でも私たちは欧米の女性への憧れは強いですよね

     

    豪華な宝石のアクセサリーは素晴らしいですけれど

    こういう手刺繍の楚々とした美しさは

    宝石以上かな・・と思うのでした