• Jul 9 2021

    忘れかけていること

    年齢を重ねると 昔の思い出を手繰り寄せて懐かしむ・・

    なんて時間が多くなってくるんだなぁ~と

    最近思います

    先日も 40年程前に勤務していた仲間が遊びに来て

    DCが全盛の時代の楽しかった思い出話しで盛り上がり

    話し終わってから 互いに顔を見合わせて

    クスクスと笑ってしまいました

    「あの頃は愉しかったね・・って 年寄だよね~」と

    時代の流れを見つめながら 世代交代という現実を感じ

    「人生って 短いですよね」という彼女の呟きが 何だか

    とても切ないような それでいてとても充実感がある様な

    そんな言葉を聞きながら 20代の自分に想いを馳せて

    大切な時間を共に闘ってくれた戦友に感謝しました

     

    今の私を形成してくれた大切な仲間です

     

    くまのぷーさんやピーターラビットの翻訳を手掛け

    のんちゃん雲にのるという絵本をはじめ 沢山の絵本で

    子供たちに感じる心の大切さを教えてくれた石井桃子さん

    その石井さんが素敵な言葉を遺しているんです

    「子供たちよ 子供の時代をしっかり楽しんでください

    大人になってから 老人になってから

    あなたを支えてくれるのは子供時代のあなたです」

    大人になって 年齢を重ねてドキッとするほどこの言葉が

    分かるようになりますね

     

    そういえば 何かに行き詰まりを感じたときは

    原点に戻っていること 子供の頃からの習慣で気持ちを

    落ち着けていることが多いことに気が付きます

    コロナ禍でふと思い出した石井さんのこの言葉に

    最近改めて感動しているのでした

     

     

    私のセンス・オブ・ワンダーです

    気持ちが切羽つまってくると家の中をしつらうことで

    気持ちが整います これは子供の時からの楽しみでした

    物語を自分で形にするという作業です

    壁の版画は虫 下に飾ったのは鯉と竜と蛙

    家の中に夏のせせらぎと虫の声を取り込みました(笑)

     

    皆様の子供の頃から夢中になることは何ですか?

    もしお忘れになっているとしたら 思い出して下さいね

    きっと楽しいことが蘇ってくることでしょう