• Aug 21 2021

    お家時間

    家での時間が長くなると 片づけをするようになります

    昨年は皆様 断捨離をされ 想い出と対面されたのでは

    ないでしょうか

    想い出とのご対面は 大体 写真からですよね?

    アルバムやネガの袋の中から大量の写真・・

    怖いもの見たさについ 座り込んで眺めていると

    あの頃を思い出して(笑)懐かしくなったり

    恥ずかしくなったり・・時間が止まってしまいます

     

    私は本は処分できないのでほぼ残してあります

    先日は47年~50年前の本を見つけて

    15歳の加代ちゃんは随分大人だったんだねぇ~と(笑)

    久しぶりにパラパラとめくりながら呟いてしまいました

    まぁ尤も その本の内容をどれほど理解していたかは

    分かりません それでも 何か走り書きのような文字を

    読むとまんざら分からなかった訳でもなく・・

    15歳~18歳の私は とても真面目に人生や世の中を

    真剣に見ようとしていたのだなぁ~と今更ながら関心して

    今 あの頃の私が目の前に現れたら 言いたいことを

    真正面から受け止めて 全て聞いてあげたいなぁ~と

    つくづく思いました

    一人で抱えきれない程の様々な想いを 小さな身体の中で

    一生懸命消化しようともがいていた私を 母はきっと

    見ていて辛かっただろう・・そんな事も振り返る機会に

    なりました  中々良い時間でした

    それにしても 好みというのは三つ子の魂百までもという

    諺の通りなんだなぁ~と思いますね

    私の場合 ほぼ 好みが成長していません(笑)

    あの頃の興味を深く掘り下げて 勉強をしていったなら

    その道のプロフェッショナルになれたのかもしれません

    あ~惜しいことをしたなぁ・・

    でも 何かの役にはたっているだろうと思う事にします

     

    今回も懐かしい図録をご紹介致しますね

     

    先日ご紹介した40年前の図録と同じ三越美術館での

    ボヘミアンガラス展示会図録

    これは29年前ですね

    何しろ19世紀後半のガラスが好きです

    このチェコガラスも本当に美しかったのは覚えています

     

    何と言っても好きなのはガレです

    江戸博が会場でしたので珍しいなぁ~と思いました

    でも素晴らしかった 2月の連休で行って 3月にも

    行きました 毎週行っても良いと思ったほどでした

     

    日本の超絶技巧の工芸品が好きな私は ジャポニスムの

    影響を受けているこの時代の欧州の芸術品を見ると

    日本がとても誇らしく思えるのです

    誇らしく思いながら 欧州の感性と技巧にもうっとり

    和洋がこうして融合することは世界平和に繋がることを

    芸術家の方々は作品を制作することで表現していた・・

    平和な世界には芸術 文化は欠かせないものだとつくづく

    感じますよね 

     

    コロナ禍で出かけられませんけれど

    こうして本や図録 DVDなどを鑑賞することで

    十分満たされることもありますね

    緊急事態宣言の最中は是非 心が満たされることを

    ご自宅でお楽しみくださいね

    そんなひと時には是非 当店のお菓子をお供にどうぞ

    土曜 日曜 月曜日にはお菓子のテイクアウトを

    ご用意しています( ´艸`)

    スコーン

     

    是非 お待ちしています