-
Feb 13 2016
愉しく、丁寧に過ごす
明日はバレンタインですね。
私は、お世話になっている方々に贈ります。
気学の師匠、店子さん、友人のご主人と息子ちゃん、
今年は尊敬する鎚起銅器職人の大橋さん、
そして、スタッフのご主人と息子ちゃん。
チョコレート屋さんのプレゼンに乗せられている感じは
否めませんが・・・
贈り物は愉しい。
何だか、嬉しそうなお顔を想像するだけで、
ちょっと幸せな気分を味わえる。
「ありがとう」って言われた上に、あの笑顔。
これが見たくて、やめられないのです(笑)
幸せになれる瞬間って、ささいなこと。そう思いません?
このささいな瞬間が、余韻があるんです。
思い出し笑いに繋がることもある。
人生はほんの少しの工夫次第。
洋服屋は「夢を売る」仕事だ・・と思いながら続けてきて、
初めてSHOPに立った時から、
100%の接客の30%は洋服、残りの70%は雑学ばかり。
年上のお客様からは「変わっている子」と可愛がられ、
年下のお客様からは「ブティックのお姉さんっぽくない」と、
興味津々の目で見られてきました。
私の中では、洋服は生活の軸。といっても、特別なものではなく。
だって、裸で過ごす方はいませんものね。
それに、お出かけの時は必ず、女性なら
「何着ていこうかな・・」ですもん。とても大切なツールです。
でも、洋服はどんなに特別なときに美しい装いをしても、
普段の生活が充実していなければ、
一番顕著に着ている方の人格が出るんです。
不思議とわかります。
家の中まで見える感じがあります。
ですから、私はこの39年間洋服以外のお喋りを大切に大切に
心がけてきました。
それが私の学びでもありました。
そのお陰さまで、大切な装いをご相談されます。
通過儀礼の装いは本当に身が引き締まる思いですが、
日々の生活のささいな喜びを大切にされている方は
まずはご一緒される方へのご配慮を考慮されます。
洋服は着られる方の姿勢を応援するものでなくてはならない、
と実感するのは、こういうお客様の信念に触れるときです。
生活とは、心豊かに丁寧に日常のささいなことを慈しむこと。
これを心がけている女性こそが
どんなスタイルも自分流に着こなせる時代のミューズですね。
AVANTIでは生活スタイルをご提案する小物が満載。
どれもこれも、そこには物語りがあるのです。
そんな物語をご一緒にお喋りしませんか?
ちょっと、喋り過ぎたらごめんなさい・・
でも、洋服以外のお話は本気で楽しめるのです(笑)
お会いできる日を楽しみにしています。
それでは、また。