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Dec 20 2018
蓼藍のブローチ
青系の色が好きです
ディオールブルーという言葉を知ったのは
いつ頃でしたか忘れてしまいましたが
その言葉を知った瞬間 紺という色には
魔法があるように思えました
藍染は母が好きでしたので あまりにも近くにあり過ぎて
特別なものとは意識していませんでしたが
藍という植物に宿る力や 染めの技術を知ってからは
藍染に魅了されました
今ではジャパンブルーと呼ばれるほど
藍染は有名になりましたね
子供の頃 アイヌの方の100年以上前の藍染の衣服を見て
感動したことを 今でも思い出します
色あせた藍色は積み重ねられた歴史の道程を示し
お守りのように身につけていたことが
ひしひしと伝わってきて 涙をこぼしたことがありました
今でも 思い出せば 言葉にならない感情が
湧き立ちます
様々な刺繍が施され 邪気を祓うように縫われていました
衣服というのは 外へ出るための防備服が始まりだと
子供心に思ったものでした
そんな想いが50周年の今年 会社のシンボルマークに
藍の花を選んだ理由です
そしてそれをオリジナルブローチにして頂きました
とても美しい蓼藍のお花が刺繍されました
新潟市の近藤実可子さんの作品です
木工作家の方に注文したブローチの土台
全てに心をこめて頂きました
藍の花言葉は「美しい装い」
AVANTIからご提案する装いが皆様のお守りになりますよう
ブローチには「amuteto」(お守り)という名前をつけて
販売致します
どうぞ ご覧くださいますようお待ちしております