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Oct 21 2019
自分の拘り
リュクスという言葉がファション業界で使われるようになり
今や生活全体でもリュクスという言葉で表現される
物や事が多くなってきましたね
「リュクス」語源はフランス語 Luxeからきています
フランス語の意味は豪華・贅沢・華やかなどという
意味なのですが・・
これでは 少し前に流行したラグジュアリー・セレブと
変わりませんね
でも日本では この言葉を
「自分が本当に気にいったものを手にすることが
真の贅沢なんだ」という概念で使用しているそうです
ブランドネームに拘らず 価格が高いものを示すのでも
なく 自分の拘りと一致するものこそがリュクスである
これこそが 人生での一番の贅沢だという概念です
素敵な概念です
ここ10年~20年の間で職人・作家物ということが
取り上げられるようになり 「民藝」という言葉も一般的に
なりました いっとき 忘れかけられた大切なものです
人の手で作られたものには「命」が宿る
そして 物の美しさは日常的に使われてこそ輝く
柳宗悦が提唱した「民藝」が 今 注目されているのも
この一見造語とも言える「リュクスな生活」という概念に
ぴったり当てはまるからでしょうね
私としては 嬉しい時代です
生活の中で何を大切にされていますか?
どんな時間や物が ご自分にとって贅沢だと思いますか?
どのような生き方をしたとしても
人生は一度きり・・です
やり残しがない リュクスな日々にしたいものですね
お茶が美味しい季節になりましたね
お菓子とお茶のペアリングをするのは楽しみな仕事
日本茶・紅茶・コーヒーを少しづつ淹れて
何が合うか試します
そのうち お菓子×ワインなんていうペアリングも
できるかなぁ~と思うこの頃です