• Aug 15 2021

    想い出の中に潜むこと

    今年の雨の被害も大変なことになっていて・・・

    TVに映る映像に心が痛みますね

    だからといって 何か出来ることもなく

    毎年 自分の住む場所だったら自分はどうするのかと

    自問していますが 問うばかりで答えは出ません

    被害に遭っている地域の方々には心からお見舞いを

    申し上げます

     

    齢を重ねると 昔の想い出に浸ることがある

    そんなお言葉をお客様から伺ったことがありました

    65歳になり 確かにそのことを納得し始めました

    最近 身の回りの整理を始めました 実家もその一つです

    水曜日の早朝 妹と2時間だけ行き捨てるものを選別

    当然 それぞれの部屋へ行き 懐かしいものと遭遇します

    何故 これを後生大事にしまってあったのか・・

    全く意味不明なものが出てきたり・・(笑)

    今でも嬉しくなるような宝物がでてきたりと驚きが隠せず

    ついつい片づけよりは 見入ってしまうという悪循環です

     

    この45年間の内 23年間はこのビルにいますので

    残りの22年間にOPENしてきた店舗が10件近くあり

    その店舗の写真がないことに最近気がつき・・

    それはちょっと残念で仕方ありません

    OPENの時はお花もたくさん頂くのに 何で無いのかなと

    でも あの頃は写真を撮って見せる・・という習慣が

    ありませんでした DMを作成するとか 取材されるとか

    設計士と取引先が真剣に写真を撮るというのが普通でした

    今は写真を撮り それをCMとして自らアピールする

    仕事でなくても プライベートの事でも自分アピールして

    誰でもが世界中と繋がれるというツールですもんね

    20年前には考えられないことでした

    そのうち出てきたら 面白いのでブログにアップしますね

     

    1977年

    昭和55年1月 伊勢丹美術館での図録とチケット

    ロートレックと歌麿展 ジャポニスムの原点でした

    何と 図録にチケットまで挟んでありました

    同じ年の9月 同じ美術館での展示会はエルテ展

     

    こちらも図録にチケットが挟んでありました(笑)

    24歳の私のマイブームはチケットと共に・・ですかね?

    こういう物が出てくると嬉しいですよね

    その年代の色が分かる図録です 流行りというか

    グラフィックの表現でこれは70年代だなぁ~というのが

    鮮明にわかりますね

    ファッション誌もまさにそうです

    70年代 80年代のファッション誌も出てきました

    あれは処分しようと思っていますので 写真を撮って

    アップしますね

    自分の仕事の軌跡が こういうものの中に潜んでいる事を

    知ることが出来るのは嬉しいですね

     

    足元をもう一度振り返るという作業は大切なことです

    忘れていた恩を思い出し 感謝するという気持ちを

    思い出すことで これからしなくてはならない事にも

    気づくことができますもんね

     

    今年はしていただいた御恩を振り返り 

    それを誰に返していくかを見つめ直す一年と聞いています

    大切な人 忘れてはいませんか?

    是非 思い出すひと時をお過ごしくださいね