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Jul 25 2022
自分らしさって
涼しい装いはお家着のようで ちょっと恥ずかしい・・
そんな時代もありましたね~
ファッションは時代を反映しているというのは
年代別にファッション史を見ていくと よく分かります
2011年の東日本大震災を機に 電力不足という事から
クールビズという言葉と共に 涼しいカジュアル着を
仕事場で求められようになりました
それからカジュアルが少しづつ お洒落着の中に浸透して
2020年のコロナがきっかけで 家に居ることが前提の
カジュアル着が定番となりました
とてもセンシティブなカジュアル着が提案されていく中で
エレガントな装いは遠のいていきましたが ハイブランド
では抜け目なく ハイプライスのスニーカーやウエアなど
しっかりと打ち出して セレブの方々を満足させています
人生の中で装うということがどれほどの重要性があるのか
この3年間 毎日のように考えました
朝目覚めて洋服を着る 何はなくても先ずは着替える事で
一日がスタートします
コロナ前でしたら 仕事帰りのことも考えて洋服を選ぶ
週末は出かける予定が有れば その為の装いを考える
イベントもその場に相応しい装いは勿論 自分自身が心底
満足できる装いを考える
満足感だけではなく 他人からどう見られたいかを含め
装おうことを真剣に考えていたのではないでしょうか
人間は見た目だけではない 内側の美しさも重要・・とは
言いますけれど やはり 見た目の美しさを気にします
でもそれは本当に他人から見られることだけなのかな・・
そこにはやはり 自分自身を鼓舞するための力を感じて
身支度をする行動に真剣に向き合っているのではないかと
外出が制限される中 改めて思いました
装いって何にも制限されない 本当の意味の自己表現です
お化粧をする 髪型を整える 洋服を選ぶ 宝石をつける
靴やバッグを選ぶ
仕事で装いに制限されたとしても 休日は関係ありません
思いっきり自己表現をするために装いができます
自分の意志で自分の好きなものを 誰に遠慮することなく
自分らしさを極めることができるのが身支度そのものです
年齢を重ねて感じることは
自分らしさを表現して生きてきたのかな・・ということ
何かに囚われて 諦めたことは無かったかな・・
そう思ったら これからの残された時間がとても重要に
感じてきたんです
そんな似たようなことを感じられた方は
是非 年齢に囚われずに 自己表現を愉しまれて下さい
着てみたかったデザインやアイテムは
着てみたい・・そう思うことで自分らしく着られます
ちょっとしたイメージチェンジが心をときめかせる事も
たくさんあります
感染拡大になりましたが 装いを愉しむ心は忘れずに
自分らしい日々をお過ごしくださいね
私も そんな日々を過ごしたいと思います
1920年代のフランスのファッション誌
好きな時代の洋服です 右はシャネル 好きなスタイル
誰か作ってくれたら 着たい!!(〃艸〃)ムフッ