• Jul 29 2022

    鑑賞したい

    感染者がありえないくらい増えましたが

    宣言なしの通常の生活になっています

    ルールを守り 適度な間隔を保ちながら生活するしか

    もう方法はないのかもしれませんね

    欧米はすでにマスクなしの生活に戻っていると聞き

    生活スタイルの違いに 改めて驚いています

    元々マスク文化がない国々ですので 仕方がありませんね

     

    美術館も博物館も素晴らしい展覧会を開催していますね

    この40年以上 年間で美術館に行かなかったことは

    ありませんでした

    出張は仕事とプライベートを重ねていくことが普通でした

    それが唯一の私の休日でもありましたので(*´▽`*)

    それが何と2年半に1回だけ しかもそれは地元の博物館

    群馬県立歴史博物館でアイヌ展を鑑賞しただけです

    それは素晴らしかったので満足はしていますけれど・・

     

    9月25日まで三菱一号館美術館でシャネル展が開催中

    これは是非行きたいと思っていたのですけれど・・

    二か月後は一体どうなっているでしょうね~

    何せ日本では32年ぶりの開催です

    次回は果たして 私は生きているのでしょうか(笑)

    それを思うと やはり 鑑賞したいですね~

    32年前はBunkamura ザ・ミュージアムでした

    今回はシャネルの作品に焦点を当てた回顧展だそうです

    130点以上の作品が観られるなんて もう無いかもしれ

    ませんね

     

    女性をドレスの呪縛から解放して 動きやすい洋服を提案

    することで 女性の社会進出を促しました

    美しいだけではなく 自立という最も革新的な生き方を

    装いを通じて提案した 20世紀を代表する女性です

    第二次世界大戦でストップせざる得なかった活動は

    1954年 シャネルが70歳になった時に復活しました

    パリでのコレクションは大不評でしたが New Yorkでは

    大喝采 今では定番ですがシャネルスーツの誕生でした

    大戦後はアメリカが世界のトップレベルになっていた事が

    分かりますね

     

    70歳での復活

    女性なら誰でもこのエネルギーに憧れるのではないかと

    私は思います 

    そして 最期は仕事後に疲れた身体をちょっと休ませる為

    スーツを着たままベッドに横たわり そのまま亡くなった

    あのホテルリッツの美しい部屋で スーツを着たまま・・

    伝説に残る女性は 最期の時まで美しい景色に囲まれて

    美しく人生を締めくくったのです 80年の人生でした

    貧しい環境に生まれながら そんな事には絶対に負けない

    必要な知識や学問を身に付け 上流階級の中に入っていき

    怖気ることなく堂々と 自分の感性を信じて卑屈にならず

    自分の道を開拓していった行動力 

    我の強い女性という印象を与えながら 一方では才能ある

    無名の若者のパトロンになり支援をするという愛情の深さ

    その生きざまが あの凛とした愛情の余韻を感じる洋服に

    表現されているんだろうと思うのです

     

    「女性が身なりを整えずに家を出るなんて理解できない

     たしなみの問題に限っても。

     ひょっとしたら運命のデートの日かもしれないのに

     運命のためにもできるだけ美しく装うのが一番よ」

                    ココ・シャネル

    「みすぼらしい装いをすれば 服装を記憶されてしまう

     非の打ち所のない装いをすれば 相手はその女性を

     覚えている」 ココ・シャネル

    「加齢は 精神状態の問題 

     熱意と好奇心を持ち続けるべきね」 ココ・シャネル

     

    たくさんの名言がありますけれど 私が好きな言葉です

     

    シャネルの洋服は購入できませんけれど 

    やはり 自己表現をできるように装いはしていきたい

    またまた 改めて思ったりしています

     

    皆様も展覧会へ機会がありましたらお出かけください

    行けたらいいなぁ~( *´艸`)