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Oct 17 2025
銅鍋をつくりましょう💖
昨日はとっても久しぶりに燕市の大橋さんが遊びに来て
日本の伝統工芸や文化 それに関わっている方々の今後を
作り手立場から そして使う立場から 様々な角度から
お喋りをして有意義な夕飯のひとときを過ごしました
日本の伝統文化が薄れてきているのは 近い将来
国土はあっても本来の日本人が居なくなるということに
繋がっているんじゃないか・・
子供が少ないという深刻な事態のなかで もはやそれは
目に見えている現状だとも思えます
政治政策は将来的な視野から政策を考えているとは到底
思えず 愛国心からは遠く離れ 自分の地位と間違った
名誉のみを守ろうとしていることはバカな私にでさえも
分かります
変わる事も変えることも出来ないのだとしたら 底辺の
自分達がせめても 日本の大切なことを日々積み重ねて
日本のことを守る生活を続けていくしかないよね・・と
そんな話しをしました
小さなことしかできません
でもそれがとても大切なことなのだろうと思います
気候変動で日本の四季がなくなりつつあります
春→土用→夏→土用→秋→土用→冬→土用
この繰り返しが私達日本人の心身を整えて 感性を磨き
世界では類を見ない唯一無二の人種と言われています
真似はできても この風土でなければ培うことの出来ない
ふくよかな感性を持っています
確かに最近は夏が長すぎて 秋の気配を感じなかったり
冬が長すぎて 春の朧げな暖かさを感じなかったりと
装いも中々季節感を楽しめなくなりました
だからこそ 12ヶ月の季節行事を家の中で愛でて感性を
膨らませ 中々訪れない季節を心に呼び込み体感する事で
大切な日本の精神文化を継承していくことが出来るのでは
ないかと思います
大橋さんともそんな話しをしながら やはり道具は大切で
生活の相棒になるよね~と結論づきました
銅板から打ち出して器にする方法だけで作るのは 今や
大橋保隆 只 一人になりました
鎚起と鋳造の両方で制作する工房が殆どだそうです
時間がかかり効率も悪い それでは何個も作れないので
「鋳造」という方法で作り生産量を増やしているのでしょう
大橋さんはお父様の信念を継承して鎚起銅器を守っていくと
覚悟されているのだろうなぁ~と思うと 感慨深いですよね
その鎚起を体験するワークショップを久しぶりに開催します
ご自分で1枚の銅板を叩いてマイ銅鍋を作ります
今回で4回目なのです 私も3枚作りました
熱伝導がよく 食材に均等に火が入るので美味しくなります
妹にオーブン用の鍋を作れ!と言われ 笑笑 作りました
とても重宝に使っています
熱伝導が良いということは 勿論 冷やすのもお手の物
器を冷蔵庫で冷やして サラダ用の器としても使えます
食卓に器として出しても これがお洒落なんです💖
ですからIHだから使えない・・というのは有りません
このい3枚は私が作りました (〃艸〃)ムフッ
日程は 11月29日 30日 希望する曜日です
詳細は後ほど お知らせ致します
ご興味のある方は 店頭で大橋さんの作品をご覧下さい
大橋さんのワークショップは これが最後になります
是非 ご参加ください💖