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Apr 7 2020
今 必要な想い
大好きな欧州が大きな痛手を負い
小さな美しい村の住人の方々が亡くなっていることに
言葉にはならないほどの 哀しみがあります
家業を継ぐ気がなかった私に
身に纏うことの大切さや 洋服に哲学があること
そしてその背後には 長い歴史から紡がれた歴史が
あることを教えてくれたのはフランス・イタリアの
デザイナー達でした
そして 人生は喜びに満ち溢れている・・
そんな感覚を教えてくれたのは イタリアで
個人主義という思想に込められた自立心は
優しさだということを教えてくれたのはフランスでした
あのアルマーニはイタリアを救う為に防護服を作り
プラダは防護服とマスクを作り
ブルガリは香水メーカーと共に 除菌剤を作っている
欧州に出社している資生堂にも
イタリアやフランスの国家から除菌剤を作って欲しいと
依頼があり作っているそうですね
フランスでは ルイ・ヴィトンが除菌グッズを生産して寄付
シャネルは防護服とマスクを作り 1億4千万円の寄付を
して 国家の医療を必死で守ろうとしています
歴史を積み重ねてきたブランドの大きさを
この非常時に見せられて
この時代に生きたことを 少し 嬉しく思っています
哀しく苦しく 怖いことだけじゃない・・
やはり この局面に示されるなかで 希望もある
大きく勇気づけられることもあるのです
伊達に世界中の憧れを掴んでいる訳じゃないという事を
教えてくれました
一流には一流になれる流儀があるのです
1945年 第二次世界大戦が終結した直後に
クリスチャン・ディオールが再び 美しい装いを発表
それに刺激され シャネルの復活があり
一時代を作り上げました
価値観がどう変化していくのかは分かりませんが
どんな時代でもひとつのものが終息して
新しい時代が始まるときは 女性のエネルギーが
大きな役割を果たす事は 間違いありません
経済の落ち込みを回復させられるのは
そう 女性なのです
復興の底力に必要なものは 守ろうとする愛情
そしてその愛情に応えるのが 男性の勇気なのでしょう
せめて 私達は笑顔でいましょう
この難局を乗り越えるのは 大丈夫だと強く信じる力だと
過去の歴史が語っています