• Dec 14 2017

    背守りのじゅうたん

    三方舎さんがプロジェクトを立ち上げている

    モロッコの絨毯に新しい仲間がデビュー致しました。

    「背守りのじゅうたん」という名前の小さな絨毯です。

    10種類の文様 それぞれに願いを込めて織り上げたもの。

    日本で言うなら 吉祥紋のことです。

    モロッコの古来から伝わる絨毯には

    様々な柄が織り込まれていますが それは祈りが中心です。

    古今東西同じく 身につけるものや 家庭で使う物には

    家族の幸せを願い 祈りをこめるのですね。

    それは 日本の伝統文化と繋がり とても身近に感じて

    大変嬉しくなりました。

    そして・・・

    思わず 口から出た言葉は 「売りたい・・」でした(笑)

    素晴らしい とか 美しい とか そういう言葉より先に

    この言葉がぽろっと出てしまったときは

    本当に まずい・・と焦りました。

    でも 三方舎の松澤さんは飛びっきりの笑顔で

    こう仰ったのです。

    「わぁ~嬉しいです!本当ですか?是非!!」と。

    商人が商品に惚れこんだときに出る言葉は

    商品の良し悪しではなく 売りたいか売りたくないかの

    ふたつにひとつです。

    私が「売りたい」とぽそっと呟いた言葉で

    この絨毯が認められたか否かは 一目瞭然なのだと

    松澤さんは誇らしげに仰いました。

    思わず私は・・ホッと胸を撫で下ろしたのでした。

    まぁ そんな訳で 「背守りのじゅうたん」を

    販売する資格を頂きました。

     

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    40cm×35cm  ¥19440(税込)

    椅子に引くサイズですが こうして絵のように飾っても

    見守られている・・そんな感じが致しますね。

    羊毛の白に柄は紺糸になります。可愛いですよね。

     

    この壁に掛けた絨毯は「とんぼの柄」です。

    日本でも勝ち虫と呼ばれ不退転の意味があります。

    そして穀霊の象徴から五穀豊穣を願う文様であり

    更には 三角の柄が五つあることから

    様々なことに於いての結縁の象徴とも言われています。

    この小さなじゅうたんには

    五穀豊穣を願い 何事にも進んでいく勇気をもつ事で

    全ての良縁が結ばれますように・・

    そんな願いが込められているのです。

    とても日本的で 思わず家に迎い入れたくなりますね。

     

    家は自分の運の流れを応援してくれる大切な器

    そして 家は住んでいる人が愛情をかけて育てるもの。

    好きを家に招きいれて 常に綺麗にしておけば

    家は私たちを守ってくれると聞いています。

    心が込められたものを 是非お傍に置いてください。

    それは手から手へ 必ず伝わっていき

    家族の絆になることは間違いありません。

     

    お近くまでお越しの際には お立ち寄りください。

    お待ちしております。