• Dec 17 2019

    暦 九星気学

    毎月 第二週の土日辺りで ご希望者の方々と

    「暦の会」なるものを楽しんでおります

    九星気学の八掛の盤を見ながら学ぶ会です

    占いと思われている方がいらっしゃるかもしれませんが

    これは統計学です

    何千年と続いてきたことをベースに

    一年毎に変わるエネルギーを 自分の生まれ星によって

    使い分けたり 学びを積み重ねたりすることで

    人間としての器を磨くという 立派な人間学

    基本的なことを学びながら 窮地に陥ったときの対処等を

    考えたり その年毎にやるべきことを確認したりする

    とても面白い学びなんです

     

    子供の頃 大きなカレンダーに記入されている印が気になり

    一度だけ父方の祖父に聞いたことがありました

    祖父はニヤリと笑いこう応えたのです

    「これは神様の暗号だ」 と

    私は子供心に その印をとても神聖なものとして

    眺めるようになりました それが九星気学の八掛の盤です

    それが 私と盤の出会いになります

    その祖父は毎朝 東西南北を拝み恵方を拝んでいました

    その佇まいが私には何だか可笑しいような 尊いような

    いつも 直視できず 柱の影から見ていたものです

    手を合わせながら 念仏のような言葉をもじょもじょと言い

    お酒の入った小さな杯をその都度ぐいっと呑みほし

    神妙な面持ちでの朝の儀礼でした

     

    陰陽五行と深い関わりをもつ九星気学は自然共生を

    促す学びでもあると思っています

    地球環境が崩れつつある現代に於いて

    自分自身の立ち位置を考えられる機会とめぐり合える

    貴重な学びだと 年月を重ねるごとに確信致します

    月の満ち欠け 季節の流れ 人間の年齢の歩み等は

    決して離して考えられることではないことを知ると

    日々の生活も大切に過ごせるようになります

    ユーモアたっぷりでいつもふざけている祖父が

    この盤を見ながら 様々なことに挑戦して守ってきた姿に

    父も学んだのでしょうね

    父の机の中にも 暦が必ずあり 赤マーカーで

    方位や五黄殺や土用などの注意すべきことに印をつけ

    日々の指針にしていたことが分かります

     

    ご興味のある方はどうぞご参加ください

    人生の奥行きが楽しめます