• Nov 18 2023

    好きこそが自分磨き

    私の母は絵がとても上手な人でした

    洋服に入っている厚紙は全て取っておいて 私達姉妹に

    着せ替え人形を作ってくれました

    洋服はデパートやお菓子の包装紙 これがとても良い味を

    出していて子供心に「お母さんは天才!」と思いました

    スクリーンに掲載されているハリウッド映画の1シーンを

    ポスターのように描いてくれた時も 驚きでした(笑)

    母の描いた絵や 作ってくれた人形にお話しを付けて遊ぶ

    これが私達姉妹の日常でした

    視覚から入ってきた映像から 全く違う物語へと想像する

    遊びが この年齢になると極めて大きな影響力になる事を

    最近実感しています

     

    父が25歳 母は24歳 私が生まれた1956年に

    母の故郷 北海道でお店を開店したのが始まりでした

    お金もなく贅沢など出来ない時代でしたので ほぼ母の

    手作りでしたね~

    そんな経済事情でも ディズニーの映画が日本初上映には

    札幌の映画館へ3人で行き 母共々大喜び (〃艸〃)

    感動して興奮した事を 今でもはっきり覚えています

    初めて視覚で捉えるものは 心の映写機にも残るんだと

    暫く時間が経っても忘れない記憶に 年月が経てば経つ程

    実感します

     

    未知のことを知りたいと思う時に 写真って便利ですね

    まさにその時の空気から音や匂いまで感じる事が出来ます

    専門学校で「視覚伝達論」という講義を受けたとき

    視覚から全ての感覚に広がる世界観を描き出す事の使命が

    グラフィックにはある・・というような言葉が印象に残り

    それからは 視覚から臭覚・味覚・聴覚・触覚を刺激する

    ような鑑賞をするようになりました

    19歳のときに唯一心に残っている学びです

     

    今日 待ちに待った写真集が届きかなりご機嫌な私です

     

    日本では2017年に初めて初個展が開かれてから

    センセーショナル的に人気がでたようですね

    私はそれ以前にコムデギャルソンの「Six」という雑誌で

    知りました 1989年~1991年に発行されていた

    アートやファッション 写真 文学というテーマでとても

    刺激的な雑誌でした

    といっても このビジュアルマガジンは売り物ではなく

    上顧客の方への配布みたいでした

    ワイズのお客様に見せて頂いたんですけれど刺激的でした

    ソール・ライターの写真は まさに五感を全て満足させる

    立体的な写真です 

    こんな世界観の中からも 自分の個性を考えるきっかけに

    出逢えると思います 個性的な装いの影の立役者には

    アート感は欠かせませんよね~

    皆様のご自分の個性を極めさせるアートは何ですか?

    是非 教えてくださいヾ(≧▽≦)ノ