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Aug 24 2024
久しぶりに・・
コロナ禍に入った2020年から 季節の変わり目の入荷が
変わってきました
それ以前は 7月に入れば初秋物がこれからは私達の番です
と言わんばかりの勢いで入荷が始まっていました
暑かろうが 何であろうが 初秋物が肩をきって陣取る・・
売れなくても 売れ筋のように大きな顔をして陣取るという
そんな流れでしたが あれ以来 8月の下旬から入荷のスタ
イルを取るようになりました
ハイブランドではないので それで十分なんです
1年の中で この8月が一番ゆっくりできて ボーっとして
いても焦らない時期です (笑) 暇でも仕方ない・・と諦め
られるんです
そんな一ヶ月もそろそろ終盤です 今日辺りから入荷が開始
されますので 秋物をお待ちのお客様は楽しみにしていて下
さいね (〃艸〃)ムフッ
体調も外出しようかなぁ~という気持ちまで回復してきまし
たので 20日の火曜日に県立近代美術館へ伺いました
3ヶ月ぶりの外出でした
何度も足繁く通っている美術館ですが 毎回鑑賞料の安さに
驚きます 今回も 企画展とゲルニカを合わせても900円
毎回「両方でですか?」と聞き返してしまいます
世界に3枚しかないゲルニカのタピスリは毎年この時期だけ
公開しているようです
ゲルニカの本物はスペインのソフィア王妃芸術センター所蔵
一度は本物を鑑賞したいですね~ ドラマールが制作過程を
写真撮影していたお蔭でその様子も分かるそうですよ~
いいなぁ~
でも タぺスリも素晴らしい
織物なので 油絵の激しさは見られませんけれど 十分に
その苦しさ 怒り 哀しさを感じ取ることが出来ます
きっと本物は迫真の勢いが何層も重なる筆さばきから感じる
ことができて 言葉にならない心に迫って来る感情が湧いて
くるのではないか・・と思いました
タぺスリはそこまでの感情が湧き上がるというよりも 哀惜
の念に想いを馳せる・・そんな感情でした
1番目のタぺスリはニューヨークの国連本部
2番目はフランスのコルマールのウンターリンデン美術館
3番目が群馬県立近代美術館 です
複数の作品を作る場合 制作数が決められているようです
タぺスリは3枚までなので 正真正銘世界に3枚しか無いで
すし これからも作られることはありません
ピカソの監修下で制作されていますが 2番目と3番目は
ピカソが亡くなってから出来上がりました
フランスのコルマールは第二次世界大戦の激戦地の近くで
やはり戦争という事に対して大きな痛手を持っているから
このゲルニカが欲しかったのでしょうね
広島と長崎に原爆を投下されている日本だからこそ この
ゲルニカは必要だったし それを迎い入れた館長さんはとて
も素晴らしい方だと思いました
毎年こうして鑑賞できる事は 県民として誉れでしかないと
感じ入ります
企画展は英国キュー王立植物園 ボタニカル・アート展です
両方共に 25日までです
間に合う方は 是非 お出かけください
必ずポストカードを買ってしまいます
ゲルニカのポストカードはいつでも買えます💖