日本人には欠かせない和紙。

堀木エリ子さんのように建築資材用として改革する方や

今回、ご紹介する「大直」さんのように

日常的な道具を作るために和紙を開発したりと

様々な用途で使うことができる紙は

きっと日本の紙、「和紙」ぐらいかもしれませんね。

 

　

 

山梨県市川大門は千年の歴史のある和紙産地です。

そこで会社を運営する和紙メーカー「大直」さんは

「ナオロン」という破れない障子紙を開発し、

工業デザイナーの深澤直人さんと「SIWA 紙和」の

シリーズを作りました。

バッグ、コインケース・手帳・スリッパ・BOX・帽子など

日常で使われている物です。

まるで風合いは皮です。BAGを京都のお店で見たとき

皮製品だと疑いもしませんでした。

見たことがある方、たくさんいらっしゃると思います。

 

ブローチ

ピアス

 

今度その「ナオロン」でアクセサリーを作りました。

１パーツづつ熱をかけながら作っていくそうですですが

完全手作業の上、デザイナーの方がひとりで作ります。

１パーツって、５ｍｍくらいの花びらです。

小さな小さな花びらのパーツを組み立てていく作業

考えただけでも気が遠くなってしまいますよね。

デザイナーの女性は　Ayuko Hishikawaさん。

ニューヨークで活動する帽子デザイナーです。

ブローチとピアスの大きさは同じですので

ブローチは小さく感じ、ピアスは大きく感じます。

ピアスは左右セット売りではなく、片側だけの販売。

ブローチとお揃いでお付け頂くと粋だと思いますが

いかがでしょうか？

右側の耳と左側の衿辺り。

意外性があって素敵です。

触った感触も見た目も、まるでブリザードフラワー。

華やかに春を身につけて頂きたいと思います。

是非、ご覧くださいませ。

お待ちしております。