• Mar 31 2017

    大切なこと

    4月2日は「死生観 Ⅱ」を開催致します。

    ちょっと重たい題材ですけれど

    何かほんの少し

    「死」への心構えのきっかけになれると

    とても嬉しいです。

    ☆4月2日 日曜日 14:00~16:00

    ☆¥3500 お茶とお菓子つき

    ☆筆記用具 お水をご持参ください。

    ☆講師:新潟県阿賀野市在住

         ホメオパス井上真由美さん

    皆様はどうお考えになっていますか?

    生が先か死が先か・・・

    勿論、理屈では命が生まれることが先なのですけれど

    私は「死」を見つめることで生きることの大切さを

    学びました。

    生きることを真剣に考えるきっかけになったのは

    大切な人の「死」を経験してからでした。

    13歳のときです。

    同級生の幼馴染の男の子でした。

    祖父の死もすでに経験していましたけれど

    全く違う感情でした。

    遅かれ、早かれ死ぬんだな・・

    「死」はある日突然、自分にも訪れるんだと思いました。

    あまりにも彼の死は勇敢でした・・・

    というか、天国へ旅立つまでの姿勢が立派でした。

    それ以来、私は「死」を恐れなくなりました。

    「死」は生きてこその「死」だと思いました。

    13歳という年齢で何が出来たんだろうと思いますよね。

    でも、わずか13歳でしたけれど

    生きることの意味を教えてくれた小さな背中であり

    大きな、大きな背中でした。

    彼にとっての13年間は

    私にとっての何十年間と同じ、いえ、それ以上の

    充実した素晴らしい人生だったと思います。

    還暦を過ぎた私に何が遺せるのだろう・・

    彼が13歳で遺してくれた大きな勇気

    それと同じほどのものは遺せないとしても

    自分が納得できる人生を過ごすことで

    伝えられることがあるかもしれないと思うのです。

     

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    佐藤初女先生写真集より

     

    多くを語らず、背中で愛を伝えてきた方

    佐藤初女先生のような背中になりたい・・

    無理ですけれど、希望はもちたいと思っています(笑)

    皆様は

    今、大切にしていることは何ですか?

    大切な人に何を遺しますか?

    改めてそんなことを見つめなおして

    今を生きることを真剣に考える時間になることでしょう。

    ご興味のある方は是非ご参加くださいませ。