• May 28 2018

    一回きりの人生

    プラントアーティストの川本諭さんの

    「美しいものは

       美しいと感じる人のために存在する」

    といった言葉に妙に納得して

    五感というものを 改めて大切だと思うこの頃

    IMG_5211

    川本さんの作品

    江戸後期の伊万里染付け大皿にスズラン

    この感覚に魅入りました

     

    自分の人生は泣いても笑っても一度っきり

    輪廻転生が本当だとしても

    山下加代子という現世の私の人生は一度だけ

    後戻りもできなければ 先送りもできません

    初めてそのことを意識したのは

    14歳の頃 幼馴染が他界したときでした

    生まれたらいつかは死ぬ・・この事を痛烈に感じました

    それからこの年齢になるまで

    何十回とそのことを繰り返し感じることがありましたが

    いつも その後思うのは

    「自分の人生は 自分で作り上げるものだ」

    「自分という人間をプロデュースするのが人生」

    ということでした

     

    日々過ごしていて ふとその事に気がつく瞬間

    取り戻せない時間の大きさに愕然とします

    14歳からある意味覚悟して生きてきたはずなのに

    人間という生き物は・・というか 私という人間の

    何とだらしないことか・・

    人生を作り上げるはずが 流れに任せて のほほんと

    生きている

    あ~もう時間が無いのに・・と 正直焦るのです(笑)

     

    でも

    「美しいものは 美しいと感じる人のために存在する」

    この言葉を見つけたとき

    自分の人生は プロデュースするんだと誓えたなら

    必ずや 自分の描いたような人生なり人間なりに

    なれるんだ・・と確信できました

     

    なりたい自分になるために

    今日という一日があるのだと思います

    朝起きて 何を着ようか 何を食べようか・・

    仕事をする 会話をする 学ぶ

    そんな些細な日常の積み重ねが 今の私を作っている

    そう思うと 大切な24時間ですね

    人生は1回きり・・なりたい自分をめざします(遅っ!)笑