• Jan 14 2022

    大好きな花森さん

    お店のウィンドーの日差しを見ていると暖かそうですが

    大きなゴミが飛ばされ 風の唸り声が聞こえてくると

    今日はもう外へ出るのは厭だなぁ~と思います

    今年は寒い冬になりましたね

     

    朝 お店の掃除を終えて 商品整理をしながら

    ブログに掲載するアイテムを見つけていたのですが

    ふと 無性に花森安治さんのイラストブックが見たくなり

    ペラペラとめくっていましたら 今日はご命日だと知り

    これは今日のご縁だなぁ~と思い 花森さんのことを

    ちょっと書きたくなりました

     

    花森安治さんをご存じでしょうか?

    「暮らしの手帖」を立ち上げた方で服飾デザイナーであり

    グラフィックデザイナーでもあり評論家でもあり・・・

    ウルトラ万能の編集長でした 知る人ぞ知る超有名人

    今の衣食住という観点に於いて売り出している雑誌の

    基礎を築いた方ですね

    戦後の貧しい暮らしの中で 家族や女の人を幸せにしたい

    そんな想いをもっていた大橋鎭子さんの後ろ盾になり

    「暮らしの手帖」を二人三脚で立ち上げました

    現「暮らしの手帖」になったのは昭和28年ですけれど

    その7年前 終戦直後に既に服飾のスタイルブックを発行

    傷ついた日本の女性たちを元気づけました

    やはり 女性が元気になる事は世の中の流れを変えるのに

    とても大切なキーポイントなのだと思います

    そして 家族の幸せも女性が要です

     

    「おしゃれは 明日の世界を作る力」昭和21年に

    雑誌に掲載した言葉です 

    二度と戦争を起こさないために 暮らしを大切にする

    世の中にしたいと そんな思いで創刊した暮らしの手帖

    今このコロナ禍でも十分心に響く言葉ばかりです

     

    「暮らしの手帖」は誌面の美しさと言論の自由のため

    広告をいっさい載せません これって凄いことですよね

    今も尚 このスタイルを貫き通しています

    スポンサーに媚びることなく 良い物は良いということ

    粗悪品は何故それが粗悪品なのかを追求して伝える

    本当のことを読者に伝えることこそが雑誌の役割であると

    言い続けています 

     

    今は情報過多で 何が本当で何が嘘なのか分からない時代

    今の時代こそ こういう情報源が必要なのかもしれません

     

    美しさという定義も 見た目の美しさは壊れますが

    内面から湧き出す美しさこそが 本物の美しさであると

    提唱し それは日々の丁寧な暮らしの積み重ねから

    生み出されると 雑誌のあちらこちらに書かれています

    現在の暮らしの手帖も暮らしに役立つ情報がたくさん掲載

    広告が無い分 内容が濃く楽しめます

    華やかな雑誌を見慣れている感覚が一掃され 懐かしさを

    感じられる手堅い一冊だと思います

    足元の幸せに気づき そして守る安心感を与えてくれると

    私は思っています

    私は花森さんのこの言葉に感銘しています

    こんな気持ちになれるようなお手伝いが出来たら・・

    私の仕事人生は最高になるだろうなぁ~

     

    本物のお洒落さんになりましょう

    衣食住がバランス良く保てる生活を是非お楽しみ下さい

     

    1956年5月号

    この表紙 65年前のものです モダンな絵です💛