- Feb 27 2016
アロマ
お店の周りには、
鉢植えですけれど、オリーブの木が8本。
その他にゼラニウム・ローズマリー・ミントなど
5鉢ほど置いてあります。
オリーブは立派な実が沢山つきます。
それはそれは沢山です。今年も大収穫でした。
時々、枝をこんな風に飾ることがあります。
実が残っていた枝がありましたので、
信楽焼きの花器に活けましたら風情のある姿に。
和洋折衷は世界平和への道(笑)である・・と、
私は定義づけています。
オリーブオイルなどの食品
料理教室を開催していますので、
ハーブやオリーブオイルなどの食品もご提案。
出来るだけ質の良いものを信頼できる会社から
仕入れさせて頂き、大変喜ばれています。
お客様は勿論ですけれど、
何といっても自分達が一番喜び食しています。
まずは自分達が喜べるもの・・これが説得力。
そして、信頼に繋がりますものね。
AVANTIは女性のためのお店です。
日々のささやかな幸せを、ふとした時に
心のなかでかみ締められるようなご提案ができたら
そう感じられる女性が増えてくださったら、
少し荒れてきた日本が修正されるのではないか・・
そんな想いを私は自分の仕事に込めています。
AVANTIへ一歩足を踏み入れて下さった方は
皆様「あ~、いい香りね。」と、
大きな深呼吸をしてくださいます。
それは勿論、店頭に飾ってあるアロマ類の商品や
お香の放つ薫りだったり致します。
店内の薫りは空気の清浄にも役立ちますけれど
私はその「アロマ」をいつか
ただの芳香ということだけではなく、
もうひとつの意味である、気品・妙趣という
芸術品などに用いられる言葉として、
AVANTIの「アロマ」は素敵と、表現される事を
心の中で願っているのです。
その為には、もっと、もっと、
私自身を磨きあげないといけないなぁ~と、
思っております。
お店にいらした時はどうぞ、
ご教示くださいますよう、お願い致します。
さて、週末の土日ですね。
どうぞ愉しい休日をお過ごしくださいませ。
- Feb 26 2016
大切な想い
13歳の夏休み、
前橋市へ引っ越す時に一番初めに箱に入れたのは
硯でした。
7歳のときに買ってもらったものです。
書道が得意なわけでも、好きなわけでもありません。
先生の言葉が、
この硯からは聞こえる・・と、思っていたからです。
持ってきた硯と高校生の時修学旅行で購入した墨
全ての言葉を覚えているわけではありませんが、
先生から頂いた言葉を思い出すという、
そんな宝物の時間を過ごすことができるのです。
筆先の跳ねる、止める、勢いよく伸ばす。
これは人生と同じだよ・・と、先生は仰った。
引っ込み思案で、前に出ようとせず、斜に構え、
いつも一人遊びを好む。
そんな私をいつも先生は勇気づけてくれました。
大人になっていく上では、
時には跳ねて転ぶこともあるだろう。
これは痛い経験だね。でも、痛いのを恐れて、
跳ねないほうが残念で、後で痛いだろうね。
勢いがある時は、止まって自分を省みることを
忘れてしまうけれど、上手くいっている時ほど
止まって足元を見つめよう。一呼吸は大切だ。
そして、自分に自信が持ててこれで行くぞ!と
決めたら、真っ直ぐ信念を貫きなさい。
あれから何十年。
この硯に向かうときは、心に疑問をもったとき。
不思議と墨を磨っていると薫りと共に先生の
真っ直ぐな背中を思い出します。
先生から頂いた墨は奈良の「古梅園」のもの。
高校2年の修学旅行で東大寺へ行った時に
桜の柄のものを購入。まだ、使っております。
古い店内を眺めながら、先生を想いました。
ご縁って不思議ですよね。
昨年、お客様からのお土産で40年前に購入
したものと同じ墨を頂き感無量でした。
漆器と、鎌倉彫のミニ習字セット
この小さな手のひらサイズの習字セットは
漆器は自分で、鎌倉彫は母から。
習字は得意でも好きでもないのに、
何故か惹かれるのです。
旅行先から、下手な字でも筆で書いた手紙は
何故か皆様が喜びますね。
多分、知らず知らずのうちに気合が入っている
そんな「気」を皆様が受け取ってくれている・・
そんなことを感じます。
ありがとう、先生。
もう、そんなに時間はないけれど・・・
跳ねる、止まる、勢いよく伸びるを努力します。
そんなことを誓う週末の金曜日でした。
それでは、また。
- Feb 25 2016
「いとおしい食卓」の感想
21日のアーツ前橋での講演会、
明治大学理工学部の准教授鞍田崇先生の
「いとおしい食卓」は色々と考えさせられる
興味深いものでした。
鎚器銅器職人の大橋さんとご一緒させて頂き
職人の立場で感じることなども聞く事ができ、
とても有意義な時間となりました。
元々は環境学を学ばれている先生ですので、
環境などのお話しから、民藝へと繋がっていく
流れのなかで、「いとおしい」という言葉の持つ
とてもグローバルな視点にちょっと驚き、
でも驚きはしたものの、
とても腑におちる感じで心から納得するという
面白い感情がテンションをグッとあげました。
「いとおしい」という言葉は皆様もご承知のとおり、
愛おしい・・という、愛情溢れる意味です。
でも実は「労」という文字も当てはまる意味で、
労働する行為をいとおしいという表現だったとか。
だったとか・・というより、
私のなかでは、「やっぱり・・」という気持ちでした。
20世紀は人間らしさを失った時代でした。
日本の生活を失った時代でもあったように思います。
環境を壊し、動植物を壊し、
そうすることで、人間の身体をも壊しましたね。
柳宗悦の民藝運動は、
民藝を提唱しながら、日本人の生活を慈しむように
諭していったのではないだろうか・・・
私はずっとそう思ってきましたので、
「いとおしい」という言葉には愛憎も苦楽も全て、
含まれている言葉だと思っていたのです。
生活するということは、すなわち労働である・・と、
そのようなことを鞍田先生も仰っていたように
記憶しています。
生きていく過程におけるいとおしさを慈しめたら、
生きることを支えている「食卓」には当然、
農業をする方々、動物を飼育する方々、流通、
そして、料理する私たち、器を作る方々、などなど、
丁寧に生きている人を選びます。
労働するということをいとおしく思っている人々。
そういう方々の手から生まれた食べ物って、
美味しくて、とっても身体に良さそうですよね。
高度成長期は見た目の生活は向上したものの
精神面で言えば最低になってしまったように
私には思えます。
日本の文化までも否定してしまっように・・
そういう風に感じているのです。
丁寧に生活するということは、
つまりは、大切な人の心を慮れる人間として
成長させてくれる大切な学びでもある。
「いとおしさ」に含まれている日本人の精神論。
私は今一度、生きることのスタイルを、
改めて、しっかり見つめ直そうと思いました。
何故日本人には古来から、お供えするという
行為があったんだろう・・。
食を神様へお供えしてから頂くことを何故、
直会(なおらい)と言うのだろう。
そんなことを考えたら、生活全般を決して
疎かににはできませんね。
もう人生長くはありませんが(笑)、
残された命の時間を丁寧に、いとおしく
慈しんでいこうと思います。
皆様はどう思われますか?
それでは、また。
- Feb 20 2016
久しぶりの講演会
子供の頃から焼き物、塗り物、ガラス物が
好きでした。
勿論、木工細工も。
いつ頃なのか定かではありませんけれど、
母方の実家の影響だと思います。
古い家具・・仙台箪笥・桐箪笥など、
南部鉄器の湯沸しや囲炉裏。
古びた漆器やお膳。
ゴツゴツした大皿やどんぶり。
大きな大きな花器。
伊達藩のお膝元で北海道の開拓に従事した
母方の曾祖父たちの残した家財道具には
「慈しむ」べき歴史が刻まれていました。
祖母がその古びた道具を大切に使っている姿が
子供心にとても神聖に感じたものです。
そして、その扱う祖母の手が大好きでした。
高校生になった頃、
新渡戸稲造、岡倉天心、柳宗悦に夢中になり、
日本の伝統的な精神論や美術品(仏像)、
そして、民藝というものに心底惹かれていき、
現在に至ります(笑)
民藝・仏像・神社・仏閣・茶の湯・香道・などの
文字を見れば、何でも手にとって読む。
同じような本が書斎にはゴロゴロしています。
全てを完読しているわけではありません。
読んでいる最中に新しい本が欲しくなるので、
ほぼ、3~4冊は常に同時読みです(笑)
節操がありません。
それでも、最近は年齢を考えて本屋には
できるだけ行かないようにしています。
読んでない本は読まなくては・・天国には、ね。
連れていけませんもの。
明日、前橋中心地にある「アーツ前橋」で、
昨年購入したご本の著者、鞍田先生が来館。
何というシンクロ。
「いとおしい食卓」という題材での講演。
きっと、民藝のお話しもされるだろうなぁ~と、
久しぶりにワクワクしています。
暮らしのなかで慈しむ道具は
祖母のように代々と受け継がれてきたものを、
大切に使うことで、美しさを完成させる。
今、新しく手に入れた手作業の道具たちも
日々生活のなかで、慈しむことで
作り手の魂が輝き、使い手の宝物となる。
それで完成されるんですよね。
大切なことを、明日、伺ってきますね。
感動を上手くまとめられたら、
また、ここで、お会いしましょうね。
それでは、また。
- Feb 19 2016
リバティプリント
今日は暖かな一日になりました。
日中はお店も暖房をつけませんでした。
でも、明日、明後日は大雨・暴風だとか。
どうぞ、何事もおこりませんように。
さて、店内は春物が8割ほど入荷しています。
でも、正直申し上げてまだそんな気分には・・・
洋服屋が言う言葉ではありませんが、なれない。
ねぇ~、なれませんよね。
だって、冬物でまだ良いですもん。
だから、ご来店くださるお客様にも「早いです!」と、
何だか力説して(笑)
雑談にお花が咲き、お帰りになられる頃には
それはそれは、大きなお花畑が出来ちゃうんです。
でも、「お喋りしてストレス発散したぁ~」と
心の底からご満喫な笑顔で帰られる後ろ姿は
私の販売員魂を心から喜ばせてくれる。
あ~、今日は良い仕事をさせてもらったと、
嬉しくなるんです。ほんとに。
でも、そんな私でも力説することもあります。
それは、この時期だけにしか入荷しないお品。
リバティプリント
例えばこんな素敵な生地を使用しているもの。
何着もありません。型数も少ないのです。
しかも、とってもシンプル。
前身ごろにリバティのプリント生地を使い、
後ろ見ごろは無地のニットです。
昨年はムーミンでした。
大人の女性が茶目っ気たっぷりに遊ぶ感覚、
大好きです。
ウール素材と合わせて頂いてもマッチします。
パンツでも、スカートでもOK!
この時期でもコートインに着て頂くと春の薫りが
満載です。ご一緒する方も愉しくなりそう。
数量限定のお品です。
そろそろ春の薫りを・・と、思っていらしたら
ちょっと覗いてみてください。
ご来店の際には、「リバティプリント!」と、
ご用命くださいね。
そうじゃないと、又、悪い癖で・・・
接客もせず、雑談話しにお花畑が出来てしまうと
困ります・・・でしょう?
是非、遊びにいらしてくださいね。
お待ちしております。
- Feb 18 2016
新潟へ
お店の連休が出来るのは、2月と8月。
いわゆる、「にっぱち」と呼ばれる暇な時期です。
というか、ちょうど季節の変わり目で
SALE品と新商品のバランスが悪く、
お客様も楽しめない時期なんです。
そろそろお安くても、冬物のSALE品は・・・
だからといって、春物はまだ早くて・・・
何れにしても洋服は要らない時期なんです。
でも、この時期にしか入荷しない素材というのがあり、
そんな2月でも、楽しみなこともあるのですが・・
さて、16日は大好きな方々に会いに新潟県へ。
まずは燕三条駅で待ち合わせをしてから、
燕市と三条市の工芸巡りから始まりました。
この日ご一緒して下さったのは、
一昨年に奇跡的に出会った大橋さんと
新潟市で器やさんを経営している「ヒメミズキ」の教恵さん。
大橋さんは200年続く槌起銅器の老舗、
「玉川堂」(ぎょくせんどう)で修行されていた職人さん。
お父様もこの道では有名な職人さんです。
玉川堂さんはお父様のお兄様が継いでいるので、
大橋さんとは親戚筋。
この日は7代目の従兄の方に工房内を案内して頂き
丁寧な解説と温かな接待を頂き、恐縮でした。
槌起銅器といったら、「玉川堂」と言われるほど
とても有名な老舗です。
長く続くのにはきちんと理由があること。
そして、時代にマッチした感性で常に挑戦を続ける。
そういう姿勢がこの200年を支えてきたということに感動。
知ってはいましたけれど、改めて背筋が伸びました。
この後は、三条市の工芸館へ。
今では世界一のカトラリーと言わしめた三条市の工芸。
その背景を歴史ある工芸の数々から紐解いていく。
観る方の感性で色々な受け取り方が出来るだろう・・
そんな、とても楽しめる工芸館でした。
そして、地元の日本料理屋さんで美味しい旬のお食事。
お腹も心も温まり、
かねてから行きたかった「弥彦神社」へ。
くもり、雨、みぞれ、吹雪・・極寒のお参りになりましたが
冬の参拝には相応しい歓迎ぶりだったと嬉しかったです。
いつもこんなにお天気が変わるんですか?
と、お尋ねしたら・・
「いやぁ~、こんなことは滅多にありません。
お二人は相当歓迎されているんですね。」と・・・
歓迎かぁ~・・・
本当なら奥の院までロープウエイでお参りするはずが
行けなかったのになぁ~と、心の中で呟いていたら、
その気持ちを見透かしたように、
「自然の流れを見せてくれたんですよ。冬景色。
こんな美しい極寒の景色はありませんよ。」
確かにこの短い時間内で、
11月~2月までの空の景色を見ることなんかないかも。
そんな嬉しい参拝になりました。
それから新潟市へ行き、文化財のお屋敷などを巡り
素敵なカフェでお茶をして名残惜しく帰宅致しました。
本当に愉しかったなぁ~。
新潟県は食の宝庫です。
海のものも、山のものもある。
雪景色の田園風景を車中から眺めながら、
食を大切にする土地だからこそ、
物作りにかける精神が根づいているのではないか。
そして、連綿と受け継がれてきたその精神は
やはり、食を大切に守ってきたこの土地の方々の
根っこが支えてきているんだろう。
そう思いました。
日常のささやかなことを大切にする。
それが丁寧に生きるコツだということを
静かに教えてくれる聖地のように感じる新潟県でした。
今度は、春に行こうかな~。
と、休みもないのに思う私なのでした(笑)
それでは、また。
- Feb 15 2016
AVANTIの常備本
どうしたんでしょう・・・
昨日は4月上旬の気温。
今日は昨日から比べると、-13度ですって・・
身体に堪えますね~と、言ってもモッコモッコスタイル(笑)
まだまだ春物なんてとんでもありません。
お店の70%は春物ですけれど、
私はお客様に春もお召しになれるSALE品をお薦め。
その方が断然喜ばれます。
20年程前までは、梅春物という素材がありました。
薄手のウールで、柔らかく、発色も綺麗な・・・
更にコットン30%、ウール70%の混紡などもあり、
花冷えのする時期まで重宝したのです。
それがいきなり、麻だの裏無しだのと・・
季節感がなくなり、粋な装いが出来なくなりました。
だからAVANTIでは、冬物でも梅春的な素材を大切に
販売いたします。
だってお客様が喜ばれますもの。
洋服屋ベースで物を売りつけるなんてことは致しません。
今は何でも早すぎます。
器特集
食特集
AVANTIにはファッション雑誌がありません。
でも、お客様が寄付してくださるファッション誌はあります。
私がお店にご用意してある雑誌は器、食、家具、
歌舞伎、能、神社、仏閣、仏像、お花など。
本のご紹介は日本の精神論や思想家、哲学者など。
ちょっと変わっていますけれど、喜ばれます。
手に取って読んだことないけど、面白い~(笑)って
よく言われます。
でも、ファッションって時代の歴史に敏感じゃなければ
きちんと、お伝えできないように思います。
そして、身体のことや精神的なことも。
時代の節目には必ず、その時代の装いがつきものでした。
身なりをみれば、どの時代かすぐに分かります。
そして、そこには「何故?」という疑問が湧いてきますものね。
外側の装いだけ語るのは手抜きだと思ってしまう。
まぁ~、私の場合はあまりにも洋服のお話しをしなすぎる、
なんてご意見もチラホラ・・ごめんなさい。
でも、興味そそられる本を読むと
いつもいらっしゃるお客様のお顔を思い出しては、
ご来店されたときにお話しする内容を考えるのが
格別に愉しい時間になるんです。
もしかしたら・・ご迷惑だったりして。
早速、連休明けに伺ってみよう~と。
今月は16日、17日と23日、24日は連休致します。
それでは、また。
- Feb 14 2016
今日からスタート
今日から暦の会の延長線上で
「伝統行事」のワークショップを開始致しました。
2月スタートなので、「雛祭り」から。
女の子のお節句ですけれど、夫婦円満のための願いも
込められています。
古から伝えられてきた日本独自の行事には
無病息災という願いがあるということ。
家族を思いやり、仲間を思いやる。
まずは自分の回りの幸せを祈ることで、
いずれは生きとし生かされている全てのものとの共生、
そして国家安泰へと広がり、世界平和へと繋がっていく。
そのきっかけになるのは、
自分の住んでいる小さな世界・・
自宅での過ごし方だと、私は深く信じているのです。
そんな思いから、
私が還暦を迎える年からこんな活動が出来たらなぁ~と
心密かに思っていました。
行事についてのお話しには、とても興味を示されたので
大変嬉しかったです。
蛤をちりめんで包む
こんな作業も真剣に取り組んで頂き
完成したお飾りは
夫婦円満の願いが込められたシンプルな作品に。
ほんの小さな場所でも気軽にできることが大切なこと。
こうしなくていけない・・こういうお道具が必要。
そんな堅苦しいことは抜きにして、
シンプルに家族の幸せを願う・・これに尽きます。
妹お手製の道明寺
最後は抹茶入り玄米茶とお菓子を召し上がって頂き終了。
「とても愉しかった!!」と言って頂いた言葉で安堵致しました。
来月は「花祭り」
どんな物をご用意しようかな?
私の又、密やかな楽しみな瞬間です。
皆様も是非、暮らしのなかに伝統行事を取り入れてみてください。
家の「気」が整うことを実感して頂けると思います。
それでは、又。
- Feb 13 2016
愉しく、丁寧に過ごす
明日はバレンタインですね。
私は、お世話になっている方々に贈ります。
気学の師匠、店子さん、友人のご主人と息子ちゃん、
今年は尊敬する鎚起銅器職人の大橋さん、
そして、スタッフのご主人と息子ちゃん。
チョコレート屋さんのプレゼンに乗せられている感じは
否めませんが・・・
贈り物は愉しい。
何だか、嬉しそうなお顔を想像するだけで、
ちょっと幸せな気分を味わえる。
「ありがとう」って言われた上に、あの笑顔。
これが見たくて、やめられないのです(笑)
幸せになれる瞬間って、ささいなこと。そう思いません?
このささいな瞬間が、余韻があるんです。
思い出し笑いに繋がることもある。
人生はほんの少しの工夫次第。
洋服屋は「夢を売る」仕事だ・・と思いながら続けてきて、
初めてSHOPに立った時から、
100%の接客の30%は洋服、残りの70%は雑学ばかり。
年上のお客様からは「変わっている子」と可愛がられ、
年下のお客様からは「ブティックのお姉さんっぽくない」と、
興味津々の目で見られてきました。
私の中では、洋服は生活の軸。といっても、特別なものではなく。
だって、裸で過ごす方はいませんものね。
それに、お出かけの時は必ず、女性なら
「何着ていこうかな・・」ですもん。とても大切なツールです。
でも、洋服はどんなに特別なときに美しい装いをしても、
普段の生活が充実していなければ、
一番顕著に着ている方の人格が出るんです。
不思議とわかります。
家の中まで見える感じがあります。
ですから、私はこの39年間洋服以外のお喋りを大切に大切に
心がけてきました。
それが私の学びでもありました。
そのお陰さまで、大切な装いをご相談されます。
通過儀礼の装いは本当に身が引き締まる思いですが、
日々の生活のささいな喜びを大切にされている方は
まずはご一緒される方へのご配慮を考慮されます。
洋服は着られる方の姿勢を応援するものでなくてはならない、
と実感するのは、こういうお客様の信念に触れるときです。
生活とは、心豊かに丁寧に日常のささいなことを慈しむこと。
これを心がけている女性こそが
どんなスタイルも自分流に着こなせる時代のミューズですね。
AVANTIでは生活スタイルをご提案する小物が満載。
どれもこれも、そこには物語りがあるのです。
そんな物語をご一緒にお喋りしませんか?
ちょっと、喋り過ぎたらごめんなさい・・
でも、洋服以外のお話は本気で楽しめるのです(笑)
お会いできる日を楽しみにしています。
それでは、また。
- Feb 12 2016
今日は甲子で大切な一日
すっかりご無沙汰してしまったHPのブログ(苦笑)
日々の仕事に追われ、つい手軽に発信できるFBばかりに。
まだまだ浸透していないAVANTIのHPでも、
つい先日、「更新されていませんねぇ~」とご指摘をうけ・・
「はい、甲子からしっかり更新致します!!」と、ついぺロリ。
有難いご指摘を頂いたお蔭様で、有言実行ができそうです。
私の日々の過ごし方は気学暦、和暦、月の満ち欠けを
参考にしています。
気学は15年程前から本格的に西欽也先生に学んでいます。
統計学ですのでとても腑に落ちる。
占いと思っている方が多いようですけれど違います。
人間はきちんと毎年学ぶべきことがある。
では一体何を学ぶべきなのか・・
それを生まれ星で指針してくれるという学問なんです。
毎回「なるほど・・!!」という気づきを頂き、
これを知っているのと知らないのとでは、
大きな違いがあるなぁ~というのが、この15年間の感想。
大きな落ち込みも無ければ、大きな喜びにつきものの
「浮かれ過ぎ」もなく、日々、普通の生活の有難さに感謝する
そんな日常になりました。
これが一番私には嬉しい学びの結果です。
さて、本日の「甲子」
十干の始まりである甲と十二支の始まりである子が重なる日。
事始めには適した吉日とされ、
この日に起こした行動は中途半端に終わらず、
良い流れを持って進むと言われているんですよ。
素晴らしい!!!
でもね、努力は必要です。
この日に決意して何かを始めても、努力なしでは続かない。
勿論、見えないエネルギーが味方になってはくれるでしょう。
でもそれは「気づき」を与えてくれるという味方。
その気づきに気がつかず、甲子に始めたのだから大丈夫!と、
高を括っていては落とし穴(笑)です。
その日の縁起を信じて、努力するから成功するんです。
さぁ、皆様。
今年全員に持たされたミッションは「継続」だとか。
何をどうやって継続していくのか・・足元に落ちているヒントを
どうぞお見逃しなく・・
気学のことをもっと詳しく知りたい方は、以下のブログを。
http://blog.livedoor.jp/junior24/
私の師匠の息子さん、西敏央先生です。
最高にわかり易く、はまります。
今日中に何か始めませんか?
始めたことを継続なさると新しい運が動き出すかもしれません。
それでは、また。