• Jul 21 2025

    興味をそそられて

    接客という仕事はコミニュケーションというよりは

    「聞く」というスタンスが全てだと思っています

    その行動がとても重要

    自分の話しを7割ほどを占めている販売員に良い仕事は

    できません・・と思っています

    元々人付き合いが上手ではありませんので 会話も下手

    こんな私が接客なんてできるのか・・とても心配でした

    でも母に言われたんです

    「お客様の話しを聞くことが仕事だからね」と

    お話しを聞いているうちにお好みもその方自身のことも

    大体は分かってくる こちらから質問などする必要は

    全く無いし 色々質問するのは不粋だと言われました 

    先ずはお話しに耳を傾ける これで8割は完成すると

    そう言われたとき とても安心したのを覚えています

     

    聞くという行為に徹底すると 会話の途中で相槌を打つ

    のには知識が無いと駄目だということも分かりました

    旅行・美術・音楽・芸能・本・食事等々 そんな会話に

    ついていくのには私自身の経験も知識も必要になる

    勿論 若い頃は経験などありませんから 本で知った事

    映画で観た事 テレビで情報を得たことなどをふまえて

    会話に繋げていくことが至難の業でしたが お客様から

    色々と教えて頂くことが大きな愉しみになりました

    年上のお客様が多かったので沢山学ばせて頂きました

    そのような経験は接客業の醍醐味だと思っています

     

    それでも49年になりますが 未だ未だ聞く力も話す力も

    身に付いていないなぁ~と実感しています

    一生 こうして反省しながら自分と向き合う人生なのかも

    しれませんね 笑笑

     

    7月の初めにちょっと面白い本をみつけました

    序文があまりにも面白くてつい購入してしまいましたが

    中々難しい文章もあり 少しづつ読み進めています

    同年代の先生なので クスッとさせられる文章もある事が

    救いです 笑笑

     

    序文はサザンの「勝手にシンドバッド」の歌詞に驚愕した

    ということ これは自分自身も感じたこともあり共鳴して

    「うんうん」と頷きながら 時々クスッと笑いながら一気

    読みしました

    そして やっと第一章の中盤まできているところです

    日本語ほど他国語を取り入れながら 造語的な単語を羅列

    して会話をする言語はないよなぁ~と日頃から感じていて

    特に高齢者になると 若い方々の会話に理解しえない言葉

    が多くなり それでも今時の言葉として認知されている

    これって日本語特有ですよね?というか日本人が特別??

    でも そういう自分も若い頃はサザンの歌詞にはちょっと

    共鳴して 父が何だこの歌詞は!?という言葉に反発して

    分からないんだよね~親父には・・と思ったのですから

    歴史は繰り返しているんですよね~笑笑

     

    これはどの時代から続いているんだろう 

    そんな素朴な疑問もありましたから この本に惹かれたの

    だと思います

    日本語ほど美しい言葉はありません と 私は思っていて

    文字もこれだけ使い分けますし 一つの感情を表現するに

    しても様々な言葉がありますもんね

    先生は「ゆらぎ」という表現を使っていらっしゃいますが

    私も曖昧な美しさはまさに「ゆらぎ」の中にあるのだと

    感じています

    これって日本独特の感性なのではないでしょうか

     

    何か新しい発見ができたらいいなぁ~

    皆様は何か ドキッとするような発見はありましたか?

    あったら是非教えてください 楽しみにしています💗