- Apr 24 2017
新たな出発を迎えて
先月で一年を迎えた1day Cafe
昨日、2年目のスタートを致しました。
AVANTIのお客様以外の方がお越し頂けることに
とても嬉しさを感じます。
これも、珈琲利さんのお陰さまですね。
忙しくて写真が撮れず、これは以前の写真です。
昨日は
☆苺のロールケーキ
☆苺のパンビ
☆ウイークエンドシトロン
☆米粉とタマゴマフィン
☆抹茶とあんこのマフィン
☆黒糖と胡桃のマフィン
☆バナナキャラメルパウンドケーキ
☆マドレーヌ
☆あんみつ
☆シフォンケーキ
珈琲は「初音」ブレンドでした。
2年目のスタートに記念になるものをと思っていましたら
こんな可愛いリトグラフと出会いました。
今年95歳を迎える、日本を代表する染色家の作品で
昨年、パリの印刷工房「idem paris」で製作したもの。
イデム・パリといえば、ピカソやマティスも使った工房。
驚きました。
まだまだ現役を続けているということも含めて
その姿勢にあやかりたいという気持ちから
1day Cafeの看板にしました。
この配色、形、モダンですよね。
これが私たちがこのイベントに込める想いです。
つまみ細工は満員御礼の賑わいでした。
大切な仲間と、大切な方々をお迎えする
一ヶ月に一度の美味しい時間。
今月も心からありがとうございます。
来月は5月28日です。
まだ、ご来店されていない方は
是非、お出かけくださいませ。
心からお待ちしております。
- Apr 22 2017
パンツ
最近ではすっかりパンツが定着しました。
スカートの単品よりは断然ワンピースが主流です。
コーディネートが簡単ということもありますけれど
すっきりエレガント映えするということが
やはり人気の理由だと思います。
スカートの種類が減った分
パンツの種類は2年ほど前からかなり増えました。
今年は細身からワイドまで
どのシルエットを身につけても、それなりに
お洒落な雰囲気が楽しめます。
何年も前のパンツを引っ張りだしても
トップス次第で、今年風になります。
ちょっとお試しになってみてくださいね。
やっぱり、ちょっと古臭いなぁ~と思ったら
AVANTIへお出掛けくださいませ(笑)
こちらは八分丈。さらっとしたはき心地です。
こちらはスムース素材のフルレングスワイドパンツ。
こちらは綿素材の八分丈ガウチョパンツ。
左:綿素材の八分ミディアムフレアパンツ
右:コットンリネンのデニムパンツ
左:さらっとした素材の細身のストレート
右:フィットタイプのパンツ ロングトップに合います。
2年前からガウチョが復活してから
パンツのバリエーションがかなり増えましたね。
ナチュラル志向の方達には定番のスタイルでしたが
スタイリッシュ派志向の方達には久しぶりのシルエット
ちょっぴり戸惑ったお客様もいらっしゃいました。
でも、素材とほんわずかなサイズ感で
体型に合うことを知ると、皆様嬉しそうに挑戦されて
ご自分の個性でスタイリッシュに決めていかれるのが
とても嬉しく思います。
年齢で変われることは素敵なことだと思うのです。
ご自分の個性を十分ご存知な女性は
常に、美しくなることに敏感ですね。
それでもちょっぴり迷われたときはには
自信をもって頂けるアドバイスができるよう
心を尽くしたいと思っております。
- Apr 21 2017
旅のお供に
大型連休・・国民のどれくらいの割合が相当するのか
わかりませんけれど
一般的にはゴールデンウイークという連休が
早ければ来週末から、
一般的には5月3日から始まりますね。
きっと何らかのご予定を楽しまれることでしょうね。
暑かったり、肌寒かったり、
気温が一番落ち着かない季節です。
旅先でお洋服を購入する、なんてことがないように
急な天候変化に対応できるお洋服をご用意くださいね。
麻100%です。
真夏、とても涼しいですし、お色も豊富です。
ワンピースに合わせるとエレガント。
パンツに合わせるとシャープなラインになります。
風になびくだけで清涼感が。
私が夏、一番着る回数が多いアイテムです。
ガーゼのようなコットンTシャツ。
これはかなり重宝致します。お薦めです。
シワにならないパンツは旅先の必需品。
更にDay&Nightで使い分けられるとGOODです。
昼の観光にはパンツのすそを折って八分丈に。
夜のお出かけにはフルレングスで。
襟元が大きく開いたTシャツやブラウスにこれを羽織れば
かなり、雰囲気が出ます。
季節の変わり目はコロコロ温度が変わります。
暑くなっても、肌寒くなっても
これがあれば大丈夫。そんな安心感は大切です。
安心感は自然と笑顔がうまれ
予想以上に愉しい旅になることでしょう。
女性にとって、旅のお供は美しい装いだと思います。
- Apr 20 2017
休日
昨日は国立新美術館と赤坂アクトシアターへ
妹の誕生日のプレゼントとして行ってきました。
国立新美術館では「ミュシャ展」に心揺さぶられ
赤坂アクトシアターでは歌舞伎を堪能。
愉しい休日になりました。
中村屋贔屓の我が家は、歌舞伎は中村屋のみです。
歌舞伎座に限らず鑑賞します。
おっかけです(笑)
国立新美術館では
草間彌生さんの展示会も開催されていますので
館内のチケット売り場には既に250人の行列・・
まだ10:40分頃だというのに驚きました。
外のチケット売り場は150人ということでしたので
そちらで購入。
そんなに待たずに鑑賞することができ
ホッと致しました。
「ミュシャ展」はスラブ叙事詩が国外初展ということで
平日にも関わらず大変混雑していました。
それよりも「草間彌生展」の大混雑には驚きました。
お会計待ち1時間のプラカードが・・
大変な人気なんですね。驚きました。
ここのところ、上野の美術館ばかりでしたので
ちょっと新鮮な感動がありました。
場所柄でしょうね。来館されている方のお洒落なこと。
特に、60代~の方々のハイレベルなお洒落さに
目を見張りました。
チケット売り場での人間観察が、大変刺激になり
年齢の重ね方の美しさを改めて実感致しました。
ミュシャ展を鑑賞する前から満足感が(笑)
さながらミラノのマダムかパリのマダムか・・
フランス語が昨日はとても耳に残り
まるで、ヨーロッパにでも居るようでした。
お一人、忘れられない女性がいました。
外国人のマダム、60代後半・・70代前半くらい
真っ白のミラノリブのロングカーディガンに
白のインナーでハイスタンドの衿にブローチを
紺のストレートパンツに、エナメルのローファー
生成り色の帽子に大きめのサングラス。
帽子のデザインがとっても素敵で・・・
とても、ベーシックなスタイルでしたが
大変モダンで、ハイレベルな装いでした。
小柄な女性でしたので日本人と思っていましたら
外国の方でした。
イタリアのマダムの薫りがプンプンしましたけれど
それは定かではありません。
魅力的な方は、やはり積み重ねられた
美しさだと思うのです。
それはどの年代になっても、妥協しないということ。
常に、アンテナを立てているということ。
今を生きる・・ことを理解している、ということ。
相応しいという言葉を理解している、ということ。
その為には、どの年齢でも楽しんでいる、ということ。
だから、潔い美しさが醸し出されているのだと思います。
モダンで流行を取り入れていても
やっぱり、その方の個性が表れていて真似されない。
それが年齢を重ねた方々の美しさである・・と、
昨日はつくづく感じ入りました。
私も既にその年齢。
美しいという年齢の重ね方をしなくてはいけないなぁ~と
固い決心をした一日でした。
ミュシャのスラブ叙事詩は素晴らしい大画でした。
6月5日まで開催しています。
感動が静かに押し寄せてくる・・そんな余韻を
今、私は感じています。
皆様はどんな感動をお持ちになるのでしょう。
鑑賞された方は、ご来店の際にお聞かせくださいね。
- Apr 18 2017
23日の日曜日は1day Cafe
一ヶ月に一度の美味しい楽しみ
1day Cafeが23日に開催致します。
深煎自家焙煎コーヒーの井下利也さんは
ネルドリップで一滴一滴を丁寧に淹れます。
見ていると生唾を飲み込んでしまいそうになります。
丸くて、柔らかく角のないコーヒーだろうなぁ~と
想像できるからです。
実際、その期待は裏切りません。
コーヒー豆の販売もあります。
挽いたものと豆、どちらも販売します。
妹の作るお菓子は
甘さはおさえてありますが、風味は抜群。
スポンジの焼き具合がなんともいえない、柔らかさ。
ケーキはスポンジでほぼ決まると聞きますが
妹のスポンジを食べると、納得致します。
ケーキは毎回5~6種類はあります。
テイクアウトのお菓子を含めますと8種類ほどです。
コーヒーとの相性も抜群です。
今月は端午の節句で兜と菖蒲を作ります。
同時開催のつまみ細工は毎回満員御礼の人気です。
毎回、作品の販売もしております。
小さいお飾りですので、出したり片付けたりが簡単と
皆様に人気のようです。
このつまみ細工のお飾りがきっかけで
ご自宅で伝統行事を楽しむようになったそうです。
心が豊かになることが、豊かな生活なんですよね。
それを皆様と味わえるのは
本当に嬉しいことだと思っております。
週末の日曜日
美味しいイベントへ是非お出かけくださいませ。
- Apr 18 2017
洋服屋として
生まれて初めて美しいと思った洋服は
クリスチャン・ディオールでした。
小学生のころ、バービー人形を買ってもらったのが
大きなきっかけになっているのだろうと思います。
小学校3年生くらいでした。
1959年に発売開始だったので初期のものです。
生まれて初めてねだった物でした。
かつら用の顔とかつらはオプションでした。
洋服はドレスからスーツ、ワンピースなど
全てのアイテムを揃えてもらいましたが
私のお気に入りは断然ドレスでした。
前橋市へ引っ越してくるときに手放しました。
というか、
母に捨てられてしまったのです。
あまり物に執着しない性格ですが
バービー人形だけはいつまでも恨みつらみを言いました。
美しいと感じることが好きです。
五感に響くことで、美しいと自分が感じることなら
何でも感動し、喜びます。
洋服はこの時代のものに強く惹かれます。
戦後、世界中が廃墟から立ち上がろうとしていた時代
女性に美しいという感情を呼び戻して
経済復興を成し遂げました。
「贅沢」「豪華」「高級」という手がでないような世界を
作り出していったエネルギーがひとつの時代を形にした。
そこには「夢」「希望」がたくさん含まれていたのです。
1945年から~1970年くらいまでのファッションは
一歩前進しようとする人たちの「勇気」を
駆り立ててくれる迫力があったように感じて
胸がいっぱいになるのです。
この時代のスタイルは古くならない。
流行という言葉に振り回されない感性をもちます。
この本も30年近く前のもの。
私の大好きなラインばかりです。
何が一番好きなのか。
それを知っているからこそ、自分のスタイルができます。
流行を取り入れても、チープなものを取り入れても
他人と同じじゃない、自分のスタイルが出来あがる。
装いとは、最初の印象に欠かせないアクションです。
外見は関係ない・・という方もいらっしゃいますけれど
外見でしか判断できない場合もあるのです。
高価なものである必要はありません。
ただ、ひとつだけ心に置いて頂きたいのは
その場に相応しい装いをすることです。
場に相応しいことを気にかける女性は
やはり、自分以外の方へ心の配慮をする方として
認知されると思うのです。
私は洋服屋の使命は、このことをお伝えすること、
そう思っております。
- Apr 16 2017
羽織もの
いきなりきました・・初夏日(笑)
最近のこれが傾向ですね。
春は何処へ?曖昧な季節が日本の魅力なのに・・
居眠りがでるような、あの暖かい空気感。
まったり、のんびり、ポッカポッカ・・
ずいぶん長い間、味わっていないように思います。
こういう気候の変化も関係しているのでしょうか?
人間も白か黒かと決めたがり、すぐ結論を急ぎますね。
やはり、四季折々の季節には
人間の精神的なことを育む力もあるのでしょうね。
季節と季節の間の土用と呼ばれる中間期は
「待つ」ことの大切さを教えているように思います。
明日から5月4日までは土用期間です。
少しペースダウンなさって、ゆっくりしましょうね。
季節の変わり目を告げる土用期間中。
初夏のための準備をそろそろ如何でしょうか?
盛夏もお召し頂ける麻のロングシャツ
通気性もよく、日除けになります。
何と言ってもお洗濯が自宅で出来ることが嬉しい。
コットンのロングカーディ 定番です。
シャリっとした感触、この透け感、涼しいです。
コットン×リネン
柔らかな肌触りと透け感がとてもセンシティブ
これも涼しいです。
私は背が小さいのですが
膝丈の羽織ものが大好きです。
バランスさえ考えれば身長が高く見えます。
短いか長いか、小柄な方はこのチョイスが一番です。
長身の方は、理想通りにシャープさが引き立ちます。
1950年代、ヘップバーンやジャクリーヌが
そして、ハリウッド映画の美しい場面には
アンサンブルスーツを着た女優さんが登場していました。
ワンピースにそれと同じ丈のジャケットかコート。
勿論、お揃いで。憧れでした。
身体をフワリと包み込むシルエットはセクシーです。
パンツをワンランクアップさせるなら
夏は断然ロングの羽織をお薦めいたします。
装うことで、身のこなしが丁寧になる。
フェアリーなシルエットはそれを実現致します。
- Apr 13 2017
ボリューム スリーブ
「フワ~」とか「フンワリ」とかという言葉に
何だか胸がときめく方は多いと思います。
バルーン袖やフレアー袖は
今年は定番的な位置で魅力をアピールしています。
別名美人スリーブとも呼ばれ
名前にドキッと胸が躍ります(笑)
七分袖バルーンタイプ
バルーンタイプの上着の良さは
アームがゆったりしていること。
インナーに着る洋服の袖幅を気にせず着られます。
袖もすそもバルーンタイプ
センシティブな可愛らしさが漂いますね。
こんな着方もできる優れものです。
フレアータイプのお袖はフエミニンな華やかさ。
ワイドパンツ、ガウチョ、ロングスカートなどを
さりげなく合わせても流行的にならないのが素敵です。
単品のジャケットとしてもお使い頂けます。
白いパンツに白Tシャツを合わせたら海が似合いそう。
腕にちょっぴりお肉がついてきた・・
そんなお悩みをお持ちの方、アームを気になさらず
ゆったりとお召し頂けます。
リュクス感のあるお洋服は
まとわりつかない開放感が柔らかな表情をつくり
フエミニンとかエレガントとか言われる所以だと
私は思っています。
美人スリーブをお召しになられたら
きっと仕草までもが洗練されることでしょう。
- Apr 11 2017
チャーミング
今日は冬へ戻ったような冷たい一日になりました。
この寒暖の差が体調を崩します。
どうぞくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。
さて、皆様はチャーミングという言葉は
どのような方へつかいますか?
大人の女性がふと見せるあどけなさ・・
少女のように喜んだり、愉しんだりできる女性を
私は憧れを込めて、チャーミングな女性と讃えます。
皆様は如何でしょう?
では、大人の女性って何歳から?と聞かれたら・・(笑)
20歳すぎたら・・とお答えになるのでしょうか?
そうですね、ご自分で一人前になったと自覚した歳・・
自分のことは自分で始末できること
責任を自分で背負う事を覚悟した年齢=熟女とするなら
そんな熟女をAvantiでは大人の女性と定義します。
やはり、それは40歳以降の
ご自分の人生を本気で愉しめる
そんな方々へ
心から捧げたい最高の褒め言葉がチャーミングです。
そんなチャーミングな女性におススメしたいのが
こんなニット。
今日のように冷たい雨の日に
スプリングコートのインナーにこんな愉しいニットなら
ちょっと外出なんていうのも億劫じゃありません。
だって寄り道したカフェで
コートを脱いだ瞬間の視線を想像すると
何だかワクワクしますもん。
装うことがお好きな女性ならきっと反応を示します。
「ふふふ、見てる。」なんて気持ちは誰でも
ほんのちょっぴりは嬉しいはずです。
その気持ちこそがチャーミングの基本です。
素直に喜ぶ、ワクワクな好奇心、チャレンジャー
何歳になってもこの気持ちが大切な宝物ですね。
そんなお気持ちを盛り立てるための
お手伝いもさせて頂きたいと思っております。
- Apr 10 2017
ボーダー
ボーダーは永遠の夏の定番・・
皆様は如何ですか?
今の若い方ってどうなんでしょうね。
私にとってのボーダーは
とってもセンシティブでセレブなイメージ
まずはシャネル・・
そしてジャクリーヌ・ケネディ
オードリー・ヘップバーン
でも、やっぱりフランス映画でしょうか・・
「勝手にしやがれ」「かなしみよこんにちは」の
ジーン・セパーグのボーダー姿
「太陽がいっぱい」のマリー・ラフォレや
若いころ、古い映画を見ては憧れました。
パリジェンヌもマダムも
ボーダーTをお洒落に着こなしてこそ満点。
そんな合言葉があるのでは?と思えるほど
本当に素敵に着こなしていますよね。
ボーダーニットはイタリア製
何でも同じに感じるかもしれませんが
違います。
シンプルだからこそ、違いが分かります。
ピュアコットン100%肌さわりもよく着心地も抜群
細身のパンツならカジュアル
ワイドパンツならちょっとシックです。
こんなボーダーなら遊び心満載です。
ボトムスで七変化、自由自在ですね。
実はボレロのお揃いがあったりして
夜のお出かけにピッタリですよね?
ジャズかシャンソンでも聴きにいきましょうか?
ノースリーブシャツやボトルネックをインナーにして
万が一脱いでも、肩からかければOKです。
それも粋なコーディネートになります。
初夏にむけて着るニットは
晩夏の頃、ほんのり焼けたお肌にも素敵です。
皆様にとってのボーダー柄って
どんなイメージがあるのでしょう。
一度お聞かせくださいね。