- May 26 2017
ホメオパシー講座
ホメオパシーという言葉をご存知ですか?
簡単に説明すると
自然治癒力を高めるための治療ということです。
まだ日本では普及率が低いのですが
欧米では西洋医学と同じくらい重要に考えられています。
一般的な医学を否定するもの・・
そのように捉えられている方もいらっしゃるようですけれど
そうではありません。
人間の身体はとても神秘的で複雑です。
例えば、めまいがひどいので頭かと思えば耳だったり
胸の辺りが痛くて苦しいので心臓かと思えば胃だとか
体調が悪いので検査したら何でもなく
鍼治療で触診をしたら肝臓が弱っていて
数回の鍼治療で元気になった、という話しも聞きます。
身体の中は全ての臓器が関係し合い
その調和で私たちは生かされているのだそうです。
大きな病気になってしまってからでは遅いことがあり
手術を免れないこともあるでしょう。
そうならない身体を維持するための健康法といえば
ホメオパシーも入りやすいかもしれませんね。
今回の講座は家庭に常備しておくと便利なレメディの
36種類をご紹介致します。
知っておくとかなり便利だと思います。
レメディとは、植物・鉱物・動物から作られている
ホメオパシーの薬です。
レメディの内容を知って頂ける講座です。
☆6月4日(日) 14:00~16:00
☆¥3500 お茶とお菓子つき
☆講師:ホメオパス 井上真由美さん
☆筆記用具とお水をご持参
ご予約を承っています。
是非、一度お話しを伺ってください。
パワフルなお話しは毎回好評です。
- May 26 2017
NHKカルチャー青山教室
4月から通い始めた一ヶ月に一回の楽しみ
「民藝と茶の湯」講座 第二回目に出席してきました。
今回は宿題の発表がある日でちょっと緊張しましたが
教養・知識のある他の方々と同じじゃなくて当たり前・・
そんな風に思いましたら何だか気が楽にになって
ヘラヘラと出席してきました。
やはり思った通りで
本当に皆様、知識が豊富な方々で絵もお上手な上に
ご説明も図録のような素晴らしいものでした。
宿題の内容は「茶碗の中の宇宙」楽焼の展覧会で
お気に入りをスケッチしてくるというものでした。
私は実際それを使うということを主題として
「人生最期の一服」というテーマで拝観しました。
時代背景や作者の意図、更には技法などは一切考えず
私自身の為に選ぶという超個人的な見方をしました。
その見方は私にとっては敬意の証でもあります。
一番で発表させて頂いて本当に良かったと思いました。
だって、他の方々の発表を聞いてからだと
場違いな感じがして、自分の発表が出来なかった・・笑
そう思います。
でも、実際に空想のなかでもあの器を手にしたら・・
そんな想いを胸にワクワクしながら拝観できたことは
何とも言葉では言いがたく
今でも思い出してはニヤニヤしてしまうのです。
だって、空想のなかで私の所有物なんですもん(笑)
初代長次郎作 杵ヲレ
写真が歪んで写っていて失礼しました。
このお茶碗で姪達へお濃茶を飲ませたい、と思いました。
私がつけた銘は「勇気」
十五代吉左衛門作 梨花
これは両親へお薄を一服づつ
私がつけた銘は「無垢」
十五代吉左衛門作 焼貫黒楽茶碗
これも図録の写真が歪んでる・・すみません。
これは妹へ濃茶を
私がつけた銘は「凜」
それぞれの器からのインスピレーションがあり
銘をつけた言葉が浮かびました。
作者の方が知ったら、叱れそうですね。
でも、私には鑑賞だけという趣味がありません。
実際に使うということが大前提にあります。
どんなに高いものだとしても、手に触れないものなど
愛でられないからです。
実際、勿論そんなに高いものは購入できません。
だからこそ、
名品と呼ばれるものを拝見するときは
自分ならこれを、どんな時にどんな風に使うだろう
そんな空想のなかで楽しみます。
それが時代を超え、その時代に生きた方々への
敬意だと思っています。
皆様はいかがですか?
明日の死を覚悟して家族の為に一服のお茶を・・
その為の器選びは、自分の内面との対話の時間となり
貴重なひとときとなりました。
何故これを選んだのかということは長くなりますので
止めておきます(笑)
- May 25 2017
28日は1day Cafe
お馴染みの方にはお馴染みの(笑)イベント
1day Cafeです。
ネルドリップで一滴一滴淹れる美味しい一杯
「珈琲 利」の自家焙煎深煎珈琲と
La Cucina AVANTIのお菓子のカフェです。
毎月第3日曜日か第4日曜日に開催しています。
既に12月までの開催日は決定していますので
後ほどお知らせ致しますね。
コーヒー豆の販売、テイクアウトのお菓子なども
十分揃えてあります。
「珈琲 利」の井下君との珈琲お喋りも愉しいですし
妹に次回のお菓子のリクエストをして頂くのも良しです。
AVANTIの東側のガラス扉から入りエレベーターで
4Fにお越しください。
エレベーターの中がフワ~と美味しい香りが・・
勿論、コーヒー以外のお飲み物もありますので
是非、お友達お誘い合わせでお立ち寄り下さい。
お待ちしております。
- May 25 2017
惚れた訳
メーカーを選ぶとき
会社概要よりはブランドのデザイナーのコンセプトを
重視致します。
この仕事を始めてからそれは変わりません。
デザイナーの存在を知らされない場合は
パターン・素材・縫製を重視致します。
そして、営業の方。
何でも「売れています。良いです。」を連発する人は
はっきり「ちょっと、黙っていてください。」と(笑)
申し上げます。
素材の説明ができずにうろたえている営業マンには
「もう少し勉強してから説明してください。」笑
間違っていることをそれらしく言う営業マンには
「わぁぁぁぁ~それ他で言ってないよね?」笑
何も知らなくても
謙虚にベテランのお得意先から学ぼうとする営業マンは
姿勢からして違います。
そういう営業マンが常に居る会社がもの作りが良いのは
環境が整っているという事ですよね。
末端の営業マンの姿勢はトップの営業姿勢であり
もの作りの良し悪しも分かると判断しています。
そんなことも含めて取引が成立しています。
有名なブランドでもないし大きな会社でもありませんが
現在展開しているメーカーはこのことをクリアして
お客様へご案内させて頂いております。
例えばこのブラウス。
肩にあるダーツ、分かりますか?
これは肩の丸みをシャープに見せる技です。
このブランドはデザイナーがオリジナル生地を発注。
自分のデザインは既成の生地ではイメージが出ないと
そんなポリシーを守っています。
更に40代頃から少しづつ変化していくボディラインを
よくご存知なので、メイクボディを心がけるデザインで
大変人気の方です。
ちょっとボディラインが心配よ~と仰っているお客様には
魔法の服(笑)と呼ばれています。
やっぱり、美しく見えるシルエットの方が良いですもん。
このデザイナーの方とは展示会のときには
色々とお喋りをさせて頂きますし、提案もさせて頂きます。
現場の声ほど有難いものは無いと仰ってくださいます。
惚れてしまえば命がけ(笑)
お客様に惚れていますから、惚れられる取引でなければ
AVANTIは成り立ちません。
これからも惚れてしまう物との出会いを求めます!
- May 22 2017
首チョッキン
もう何年になるでしょう。
3年くらい毎年薔薇の鉢植えを頂きました。
その薔薇を鉢替えしていたら
とても太く立派に育ち(水しかあげていません)
今年はたくさん芽を出しました。
NHKの趣味の園芸で薔薇の特集があった時に
ちらっと見ていたら、
お花が6~7分咲きになったら摘みとってあげると
又、秋にはお花が咲くと言っていました。
全部のお花が咲いたら鉢替えを5月中にするのが条件
ということでした。
木にたくさんお花が満開というのは綺麗なんです。
でも、本当のところ
それはとっても木には疲れることなんだそうです。
休みなく働いているという事は
秋の仕事ができなくなるということなんだとか。
それを聞いてしまったら
可哀相なんだけれど、首チョッキン・・です。
愛らしいでしょう?
ブローチにしたいくらいです。
次の命の誕生を祈りながら、
チョッキン・・チョッキン・・チョッキンな♪♪
ゴメンネ・・と口のなかでモグモグ言いながら
首からチョッキンした薔薇は
殊のほかお客様に喜ばれました・・とさ。笑
秋もきっと可愛い薔薇の蕾と会えることでしょう。
- May 22 2017
涼しい素材
何でしょう・・この暑さ。まだ、5月ですよね?
きっと又、気温は下がりますね。
体調管理をしっかりしましょうね。
寝込んでなんかいられません・・連休でお休みされた方は
きっと、そう思っているはずです。
くれぐれも、お気をつけください。
暑さ知らずと呼んでいる素材があります。
コットン100%のジャージ素材です。
Tシャツの素材です。
この素材は洗濯機で洗っても、洗っても型崩れなし。
洗った後の表面のザワザワした感じもなく
サラっとした肌触りもそのままです。
涼しさには素材自体の通気性もありますが
デザインが身体にフィットしていないことも大きな理由。
素材とデザインの関係性はとても重要です。
夏になると下着はブラのみ・・という方いらっしゃいます。
絶対に棉のインナーはお召しになってくださいね。
汗を吸う素材が肌と服の間には必要だということは
洋服の生地を傷めないということもありますが、
何と言っても、汗を吸湿してくれるほうが涼しいことは
間違いありません。
そして、洋服に直接ついてしまった汗の匂いは
体臭のように匂います。
オーデコロンをつけていても、反対に混ざってしまい
やはり、臭いのです。
ご自分の匂いはご自分では分かりませんので
お気をつけください。
夏は様々な問題が生じる季節です。
装いにひと手間かけることで
清々しい一日になることと思っています。
- May 20 2017
久しぶりに
今年は茶の湯に関する展覧会が多く
どれから行こうか迷いました。
4月は展示会が多かったので行けず
日程が忙しくなりました。
まずは、一番終了間際の「茶碗の中の宇宙」へ
大好きな楽焼きを観に行きました。
ご自分の代ではもう二度とこんなに大きな展覧会は
開催できないだろう・・と
十五代目の楽吉左衛門さんが仰っていました通り
圧巻でした。
初代長次郎から当代まで、ずらりと並んでいました。
利休がこの茶碗でお茶を飲んだ・・
そう思うだけで鳥肌がたち
一瞬、お茶碗と私だけの世界になってしまうという(笑)
そんな錯覚に陥るほど その器から発せられるものが
大きいものでした。
手跡が見えるお茶碗。
すべて手びねりですから、拝見していると自分の手中に
すっぽりおさまってしまう感覚。
思わず、ガラスにおでこがくっつき両手がその形に。
慌てて、ガラスについた自分のおでこの跡を拭き
ちょっと背中を丸くしながら周囲の方へお辞儀をしながら
その場を去る・・・なんて感じでした(笑)
3週目の水曜日でしたが、混んでいました。
久しぶりにゆっくり拝観できました。
心が動かされたお茶碗は何度も何度も観て・・
進んでは戻り、そんなことを何度繰り返したことか。
あんなにゆっくり観察したのは何十年ぶりでした。
若い頃とは全く違う感覚で拝観している自分を感じ
ちょっと驚きましたが
そんな感覚が嬉しくもありました。
「只、今」・・今という感覚、過去でもなく未来でもない。
その境地で観る中で向き合えた「今の自分」
この「今」という感覚を大切に向き合えることこそが
「日々是好日」という禅語の意味かもしれない。
そんなことを感じました。
戦国武士たちに一服のお茶を点てた利休。
常に死と向き合っていた武士へ
楚々とした佇まいの茶室で最高の一杯を飲んでもらう
今というその瞬間を大切にしていたのだろう・・
そのための楽茶碗であったのかな・・と思うと
胸が締め付けられるようでした。
「一期一会」の意味はここにあるのかなぁ~。
「茶碗の中の宇宙」という題の意味を噛み締めた
そんな有意義な時間でした。
あ~、もう一度観たいなぁ~。
その帰り道、
「奥会津の手仕事展」を開催しているアムコカルチャーへ
日本の美意識を感じた一日となりました。
次は「茶の湯展」と「茶の器展」です。
忙しいけれど愉しい5月です。
- May 19 2017
インナー
半袖をお召しになる方が減ってきように感じます。
紫外線対策と冷房対策で六分袖~八分袖が主流です。
いかに涼しい素材で、涼しいデザインを考えるか
それが一番の問題になってくる。
これが今のメーカーに求められていることです。
リュクスなラインが流行してくたお陰で
フワ~としたラインに抵抗感がなくなり
以前よりボディラインを気にしなくても良くなりました。
とは言っても
洋服はラインが美しいというのが私の中では定義なので
タック、ダーツ、シャーリング、切り替えの位置など
きちんとデザイン性がない物は嫌いです。
それはインナーに於いても同じです。
脱がなければ分からない箇所が肝心なのです。
麻100% バックにシャーリング
脇シャーリング デザイン違い
衿にオーガンジー付
これは下着として重宝されています。
でも、万が一見えてもお洒落ですね。
羽織るという行為がエレガントだと思うのです。
個人的な意見ですが、
そこには自己主張をしない優雅さを感じます。
タンクトップは別として、
ノースリーブのインナーに肩から掛けられても良し
しっかりお袖を通さなくても ストールのような使い方
大人の優雅さを醸し出しているけれど
控え目な様子が素敵だなぁ~と思います。
そんなコーディネートを楽しむにはインナーが大事。
見えないから何でも良いということではなく
見えないところへの心配りが必ず実を結ぶと
40年この仕事をしてきて感じています。
- May 18 2017
姪達からの贈り物
南青山にスタイリストから絶大な信頼を寄せられている
「ル・べスベ」というお花屋さんがあります。
オーナーの名前は高橋郁代さん・・
オーナーだった方、と申し上げたほうが良いですね。
2014年の9月に他界されたんです。
59歳でした。
美しいということを求めるスタイリストやデザイナー達に
絶大な人気と信頼。カリスマと呼ばれていた女性でした。
カリスマ・・ちょっと想像しましたでしょう?笑
高橋さんって、きっと華やかな感じの女性かなぁ~って。
柔和なお顔立ちに秘められた強さが、仕事の完成度に
表れている・・本物の仕事人という印象で
ご本人には華やかさとか、派手さとかの言葉はまったく
当てはまらない。
私にはそういうイメージが高橋郁代さんでした。
私の最も好きなタイプです。
2014年に他界されましたがお店は営業しています。
お花の仕入れはパートナーの松岡さんがされているので
高橋さんがご存命の時と変わらない雰囲気で
お弟子さんたちが頑張っているのだろうと思います。
その「ル・べスベ」から姪達がお花を送ってくれました。
妹と私宛に。
母の日とお誕生日を兼ねて。
あまりの嬉しさに心臓が止まりそうになりました(笑)
丁度火曜日にお花を片付けたばかりでした。
どうも、そういうことを考えて送ってくれたようです。
嬉しいですね。
記念日だから取りあえず贈るということではなく
記念日だからこそ、
お祝いの余韻に浸って欲しいと思う気持ちがあれば
多少日程が遅れたとしてもタイミングを図ることは
サプライズの喜びをも贈る事に繋がるなぁ~と
姪達から教えられました。
暫し眺めながら思いました。
こうして、大人になっていくんだなぁ~と。
- May 16 2017
初夏
今年の5月は寒暖の差がなんと激しいのでしょう。
一日で10℃の気温差は身体に堪えますね。
この気温差が暑い日はとっても暑く、
涼しい日がとっても寒く感じてしまうのでしょうね。
何れにしましても汗ばむ季節になって参りました。
厚手の綿のTシャツほど暑いものはありません。
身体にフィットしているものは尚更です。
このブラウス感覚でお召し頂けるニットは涼しいです。
ミディアム丈のサッカー生地のスカートも
これからの季節には抜群のアイテムになりそうです。
素足にスニーカーという着こなしができるのは
ミディアム丈ならでは。
コットンレースの五分袖ブラウス。
ノースリーブのワンピースに合わせてジャケット風に。
インナーを着てワイドパンツやフレアースカートに。
台衿付きの小さな衿はボタンを開けて立たせれば
可愛いラインからシャープなラインへ。
ボトムのラインで様々に変化を楽しめます。
真夏にお召しになるというよりは、初夏に。
真夏の日差しには麻の羽織ものがお薦めです。
半袖は日光が直接当たり、かえって暑いと思います。
節電と言われていても、真夏の冷房のきついこと。
羽のような薄いコットンや麻の羽織が必需品になります。
半袖はまさに、この初夏の装いです。
日焼けをあまり気にせずお楽しみくださいませ。