- Oct 19 2017
フワフワ・・・
今年はポケットにファーをあしらっているニットが
有名ブランドではトレンドになっているようです。
AVANTIでもフェイクを使って店頭を飾っています。
手触りがフワフワしていて 可愛いのです。
大人可愛いは 定番のラインですね。
3型入荷したのですが 2型は売り切れ
つい最近入荷したこちらのタイプは
ロングカーディガンとお揃いになります。
よく聞かれるのは 丸首に合わせる衿について。
衿つきではなくても このように合います。
トリミングのように見えて アクセントになりますね。
このポケットがフワフワで気持ちが良いのです。
お揃いのカーディガンにもこの通りついています。
50歳過ぎたら要注意。
ちょっとだけで良いので 愉しい部分を取り入れて
ご自分がワクワクすることが大切です。
それが 輝きの基本になります。
この商品のお色違いは
ライトグレーとチャコールグレーです。
ジャンバースカートとカーディガンは単品になります。
- Oct 15 2017
ニット Ⅱ 愉しい柄
今年はアーガイル柄が出てきました。
まぁ 1970年代初頭の頃にお年頃の方には
とっても懐かしい柄ですね(笑)
アイビー全盛時代 タータンチェックには
欠かせない相棒の柄でした。
まぁ 永遠の柄ですのでいつの時代もあります。
今年は 大人の感覚で合わせたい・・
ちょっぴりクラッシックに。
そして ボーダー柄。
季節に関係なく 人気の柄です。
それだけに こういう柄は素材でお選び頂きたい。
大人の女性だからこそ 愉快なものは素材から。
確かな味わいとなる美しさを得られると思います。
ジャケット風に。
ボートネックが新しい感覚。
人気のボーダー柄。
写真からは手触り感がお伝えできないのが残念です。
まずは ニットの手触りを是非お確かめください。
クローゼットの中にはきっと
たくさんのお洋服があることと思います。
一度全部お出しになられて点検してみてください。
何が必要で 何が不要か。
それから 一番欲しい物を
そして 必要な物を 是非お求めくださいませ。
- Oct 13 2017
ニットの季節
やっと やっと 秋らしい気温になりました。
秋雨前線のため 雨降りですけれど
もう あの暑さがないと思うと
心が晴れるのです(笑)
何を着ても暑い!!・・これってお洒落心が
ずぅぅぅぅぅ~と ずぅぅぅぅぅ~と遠のくもの。
肌寒くなって あの色にこの色合わせて
そしたら あのジャケットを羽織って・・とか
あのニットを羽織って・・とか思います。
色の楽しみはやはり 重ねて着る時期からの
心ウキウキ 笑顔ニコニコ ルンルンルン♪
ちょっとブーって怒っていても
何か厭なことがあったとしても
お洒落して 綺麗になった姿を鏡に映せば
何だか笑顔になれますよね。
だから この季節は大切なひとときなんです。
今しか入荷がない薄手ウール素材。重宝NO1です。
オレンジのブローチとBAGと帽子でこんなに違います。
ちょっとした工夫もオリジナリティがあり 楽しいです。
ベーシックに見えるこのニット ちょっと面白い。
横にファスナーがありスリットになります。
そして 中側にベルトが付いていますので
色々なシルエットで 変化がつけられるんです。
こちらはジャージ素材。
後ろ身頃は紺一色です。楽しい羽織ものです。
全体的にグレーのグラデーションにしました。
ボトムは白黒の千鳥格子。チャコールグレーに見えます。
肩ラインと前身頃のライン ボタン 十字のアクセント
これはオリーブグリーンです。
お帽子にオリーブグリーンをコーディネートして
配色を楽しみました。
洋服を選ぶとき 何を優先順位で考えますか?
それは皆様のそれぞれの感性で異なります。
その感性が 個性に繋がります。
- Oct 12 2017
行事
10月4日は仲秋の名月 十五夜でした。
11月1日が十三夜。
十五夜を愛でたなら 十三夜も愛でなければ
片見月といって 縁起が悪いそうです。
まぁ 迷信ですけれど
この季節はお月さまが何しろ一番美しいとき
そんな季節なんですもん
やっぱり 両方のお月見はしてほしいなぁと思います。
古くから伝わる日本の伝統行事には
感謝と祈りがワンセット
願いも含まれているのでしょうけれど
断然 感謝の想いが強いように思います。
生かされていることの有り難さを
こういう形で表現したのでしょうね。
日本人ならではの感性が 行事にはあります。
私は子供のころから
この日本の伝統行事が好きでした。
準備をする 大人の一つ一つの動作から言葉ではない
大切な想いを引き継いでいく そのようなことに
とても感動し 魅せられたのかもしれません。
毎年 毎年 その繰り返しの中から
「命」ということの根源を知っていったように思います。
繋がれてきた命があるから 行事も伝えられてきた。
繋がれてきた命があるから それを知る事ができた。
遠い昔 生かされていることに感謝をするために
考えられた伝統行事は とても洗練されていて美しい。
古いけど 新しいと思えるのは
今の生活にも とてもマッチしているからだと思います。
伝統行事を今の生活に是非取り入れてみてください。
ご自分の命の継ぎ目を感じるひとときになります。
- Oct 10 2017
素敵
新潟県の象徴は職人さん・・
そんなことを感じるようになったのは この3年間。
三方舎さんとのお付き合いで始まったご縁からです。
そして新潟県がとても近い場所と思うようになりました。
その職人さん達は皆様 アーティスト。
感性がとても素敵です。
しかも 若い。
これは とても大切なことだと思います。
若い方が 自信を持って活動しているということは
先人達の導きに感謝している証です。
皆様 本当に礼儀正しく 謙虚でいらっしゃる。
それは 作品に表れていますものね。
そんな中から 今回ご紹介するのはお帽子。
今月の28日迄 ハンドメイドのお帽子が
店内にディスプレーされています。
新潟市の「王国帽子店」のモディスト松原亜子さん作品。
完全なオーダーメイドの帽子店です。
以上の4点をお借り致しました。
実際に触れて 被って頂けたらと思います。
自家用車が主流になってきましたので
お帽子を常に被るという習慣が減ってきましたけれど
若者の間では 帽子というものが静かなブームです。
自己表明・・そんな意識もあるのでしょうか。
どんな理由にしても
自分自身を表現するための手段のひとつなら
それはとても素敵なことだと思います。
子供のころ 帽子を被るととてもお利口さんになった様で
そして 素敵な場所へ行けそうな気がして
子供なりに お澄まししたことを思い出します。
あの頃 母も伯母達も 外出には被っていました。
そして その時だけは何故か 品が良くなっていた(笑)
被り物って
自分自身をワンランクアップさせるための 魔法かも・・
そんなことを いまだに感じる私なのでした。
是非 お手に取ってご覧くださいませ。
お待ちしております。
- Oct 7 2017
お薦め Ⅱ
3年間続いているデザインがあります。
今年のものが一番綺麗な配色だなぁ~と思いました。
山形県のSATO繊維の糸は本当に繊細で美しい。
この季節になると お客様から必ず
「SATO繊維のニットはいつ入荷?」と訊かれます。
私も楽しみにしているニットですので嬉しいですね。
やはりベストです。
ストールのようなシルエットが人気の秘密です。
更に 2通りに着られるというのも理由です。
フワフワのモヘヤ。細い糸なので透け感があり
それが軽さを強調しているんですね。
ストール型で人気のベストです。
まるでストールを巻いているようですが
袖のくりがありますから 活動的なシルエット
これは是非 実際に触って頂きたい素材です。
では2通りに着られるベストの着方を説明致します。
前の部分を持ち上げて
首にかけて 背中に回します。
首の部分を整えると ベーシックラインに。
動きのある洋服は様々な合わせ方で
全く別物になります。
着る方の気持ち次第で変化する洋服って
とても楽しめるように思いますが 如何ですか?
ベストは羽織ものの季節になると
とても重宝するアイテムです。
まぁ 母はボロ隠しでいいよぅ~と申していました(笑)
- Oct 7 2017
今年のお薦めアイテム
展示会でこのアイテムを見たとき
1960年代のサンローランを感じました。
私は細身の定番的なパンツを合わせましたが
このシルエットにワイドパンツやベルボトムを合わせて
ターバンを頭に巻いたら
サンローランのスタイルになります(笑)
それは ロングベスト
2年前から出てきたアイテムですけれど
今年は少しエレガントなので そう思ったのかも。
シャープさがあって 素敵なアイテムだと思います。
布帛のヘリンボーン柄とニットの無地
メーカーは違いますが同じようなシルエットです。
ジャージ素材です。
ヘリンボーン柄の素材違いになります。
ジャケットを着るほど畏まりたくないし
でも ブラウス1枚では肌寒く
ニット1枚だとちょっと普段着すぎて・・・
まぁ ニット1枚だと肉感すぎて(笑)とか、ね。
そんなときに
さらっと着こなしてくださると エレガントです。
それに やっぱり 大人な感じです。
私も自分の着分は受注してきました~
アクセサリーを選ぶなら 是非 ブローチを。
ちょっとアンティーク風なもの
刺繍や陶器の作家もの
そんな 楽しいものをお薦め致します。
60年代にプレタポルテを発表してから
斬新なデザインを打ち出してハリウッド女優を虜にした
イブ・サンローラン
私が初めて手に触れた洋服はシルクのブラウス
六本木のALPHACUBICでの出会いでした。
若干20歳。買えませんでしたよ~。
憧れでした。
いつかこんな女性になりたい・・
そんな理想を胸に秘めるツールは
ファッションかもしれませんね。
未だ 私の理想は遠い彼方です(笑)
- Oct 5 2017
愉しい洋服
愉しい洋服って何だろう・・・と思います。
自分がワクワクする洋服
自分に自信が持てる洋服
他人が驚いてくれる洋服
そういう基準でしょうか・・
私は どの基準も全て愉しい洋服だと思っていて
その中でも 目が大きく見開いて「えっ!」と感じたもの
そして 「わぁぁぁぁ~」と声が出たものが
一番 愉しいと思った瞬間です。
この洋服も わぁ~いいね!!と
思わず口走った洋服です。
こちらはセットアップです。
完成形はトレンチコート・・ちょっと笑えるでしょう。
へぇ~って(笑)
こちらは2回目なんですけれど
前回もとても人気商品でした。
お色違いはこの2色です。
裏の始末が毎回お洒落です。
私は この裏の始末に惚れています。
着ている本人にしか分からないことは自信に繋がります。
カーディガン ワンピース兼用です。
ボタンの部分はフエルトです。丸・三角・ハートです。
薄手なので季節を長く着て頂けますので
毎年人気の素材です。
これはショート丈タイプです。
こちらは 丸・三角・お花です。
まるで着物のような柄。
銀杏柄 粋ですよね。この時期だけの愉しみ。
丁度 今 銀杏が落ち始めていますものね。
その時期だけに 毎年着る。
その為に とてもシンプルなデザインになっています。
これは 日本の着物文化ですよね~。
そんなお洋服がクローゼットにある・・
それだけでも 秋の始まりが愉しくなります。
年齢と共に好みが変わってきた と 感じる方。
年齢と共に似合うものが変わってきた と 感じる方。
常に冒険的に 新しいものにチャレンジされる方。
何があっても絶対に好みは変わらない という方。
色々な考え方 嗜好がありますね。
でもひとつだけ共通点があるとするならば
綺麗でいたい・・そのことは同じだと思うのです。
その綺麗でありたいという想いの根底には
やはり ワクワク愉しい気持ちで装うという想いが
あるのではないでしょうか。
時にはその想いを
デザインという形に乗せてみるのも
装いの愉しみかな・・と思います。
- Oct 3 2017
秋の色
憧れている色は中々似合わないという
私の中でのジンクスがあります。
似合わないから 憧れなのか・・
手の届かないものほど 憧れますものね(笑)
そんな色目が 今年は店内を飾っています。
チャコールグレーとブラウンの中間色
イタリア人好みの色彩。
今年は懐かしのグレンチェックが出てきました。
オリーブグリーン+ブラウン×紺
素敵な色彩ですね~
ブラウン×ブラウン オリーブ×マスタード
このブラウスを合わせても素敵ですね~
ブラウン×オリーブ オリーブ×オリーブ
総レースのワンピース 深いグリーン系です。
オリーブグリーン、キャメル、ブラウン、
土色系が久しぶりに店内を飾っています。
オレンジ、レッド、マスタードがアクセントで
ホワイト、ネィビー、ブラック、グレーは定番。
グレー+ベィジュ=グレージュというアンニュイな色は
レディ達のハートをグッと掴むアイドルカラーです。
私は茶系の中間色が何しろ似合わない。
静かな佇まいを連想させる色彩なので憧れます。
今年は どこかに取り入れたいと決心して
ボトムスに似合わないカラーを選ぶ事にしました。
誰でも苦手意識のあるものがありますよね。
デザインだったり 色だったり・・
もし 苦手だけれど憧れていると思っていたら
是非 トライしてみてください。
着てみたい・・と思っていれば
必ずお似合いになります。
万が一 ご自分で見つけられなかったら・・
そのときは
私が 必ずご提案させて頂きます!
そう 洋服屋の役目はそれが仕事です。
そう思って歩んだ41年です(笑)
- Sep 29 2017
久しぶり
27日 久しぶりに根津美術館へ。
「ほとけを支える」という題目の企画展を鑑賞してきました。
展示してあるものは 勿論素晴らしいものばかり
でも 私は この場所が好きなんです。
展示物をゆっくり鑑賞しても1時間はかからない。
その後の お庭の散策がとても嬉しい時間です。
20代から通いなれた青山通り
この少し先には ブルーノートがあって
そこを通り過ぎたら 大好きな骨董通り
何歳になっても ここはやっぱり刺激的だな・・
そう この近辺に来ると
「いつか・・・」というフレーズが心を過ぎるんです。
もう その「いつか・・」は望めなくなりました。
だってあれから40年ですもん。
いつか・・の夢は叶えられなかったけれど
こうして 庭のように歩き回れるのは
41年も仕事をしてきたお陰です。
さて あと何年続けられるか・・?
そんなことを思いながら散策して参りました。