- Sep 27 2021
憧れの合着コート
憧れのアイテムってありますよね
私は合着用のコート
冬のコートは期待通りのものには必ずめぐり逢います
でも合着のコートは中々出会いません
裏地がついていて 少し固めの素材
ジャケットを着るよりも ちょっと粋で・・
小っちゃい背丈でも 何だか颯爽と見える
縦のラインをしっかり保ち 立ち姿が凛として見える
クラッシックなのに アバンギャルド
秋風が吹き始めた頃 半袖のTシャツやニットにさらっと
羽織る・・そんな装いの人を見ると 憎いね~(笑)と
思わず振り返ります
こういう装いってメンズに多いですよね
私は新しい季節の動向を見る時は先ずはメンズヴォーグで
そのシーズンの流れを見ます
素材やパンツのシルエットは参考になりますし
何と言っても そのベーシックなコーディネートには
学べる要素が盛りだくさんです
合着のコートは 彼らにとってステータスアイテムであり
ON/OFF 共に着こなせる便利なアイテムなんですね
そんな想いに叶うコートが今年は入荷致しました
王道のグレンチェックです そしてステンカラー
アクセントに黄色のライン
デザイン性があるように感じるかもしれませんけれど
このデザインがあることで 古くならない・・という
サステナブル的な要素を感じます
来年の春物も合着用のコートは作りません
最近の春のコートは レインコート兼用というのが
目立ちますね もうレインコート兼用はお持ちですよね
そんな理由もあり このコートはおススメです
1960年代のハリウッド映画にはそんなコートの
素敵なシーンがたくさんありましたね
勿論 20歳過ぎた80年代にリバイバルで観たのですが
あの頃からの憧れです
特にオードリーが着ていたステンカラーとトレンチは
甲乙つけ難いですね~
でも 色々な面から考えると ステンカラーの方が
着心地もスタイルも飽きがこないかもしれませんね
皆様の憧れのアイテムって何ですか?
- Sep 21 2021
残り少なくなりました
テーブルランナー 幅30cm 長さ150cm
ランチョンマット 33cm×40cm
表地がリネンストライプの撥水加工で水拭きできます
裏地に珊瑚柄を縫い合わせて頂き 両面お使い頂ける
タイプに仕立てて頂きました
フランスの佳代子さんにオリジナルを作って頂きました
お蔭さまで大変ご好評で
ランナーは1枚 ランチョンは9枚のみとなりました
お洗濯は勿論出来ますが この撥水加工がとても良く
水拭きで簡単に汚れは落ちます
食事以外にもお使い頂けるように 裏面の生地にも
配慮して素敵な仕上がりになっています
まだ ご覧になっていらっしゃらない方は
是非 お早めにご覧くださいませ
※サシェは完売致しました
- Sep 21 2021
今日は中秋の名月
今日は満月で中秋の名月 十五夜ですね
満月と重なるって8年ぶりらしいですよ
日本の文化はアシンメトリー 十五夜も十三夜も少しだけ
いつもは欠けているんです。
皆様のお宅ではお団子は飾りますか?
我が家は食い意地が張っているので 必ず必ず飾りますよ
先ずはお店の神棚へお供えしてから
今夜は食べず 子供の時からの習慣は翌朝砂糖醤油で
頂きます 母は必ず里芋のあんかけ汁を作りました
十五夜さんは芋名月ですもんね
つまみ細工の順子さん作「お月見兎」 目が合うんです
とっても可愛いですよ 今年も5体ご注文を頂きました
ご興味のある方は 是非 お問い合わせ下さいね
お月見は十五夜さんと十三夜さん
2回あるので出番が多く嬉しいです 大体お飾りは
一年に一度だけ 毎月変わりますもんね
行事のある暮らしは 日々の生活に潤いを頂きます
一息つきませんか?
今夜はゆっくり 夜空を眺めてみましょうね
どうぞ 晴れますように・・
- Sep 17 2021
今すぐ おススメです
自分が好きと思う基準を考えたことはありますか?
小さい頃に育まれた嗜好や人生の転換期に受けた影響で
確立された好みは一生変わらない様に思いますが
皆様はどう思われますか?
例えば色 洋服なら似合う似合わないで好きになる色を
決めるという事もあるようですけれど 私は着たいと
思った瞬間に似合う色になると思っていますので(笑)
洋服を基準には考えられないんです
私は 子供の頃に出会った感動のなかで印象づけられ
それがどんどん心の中で膨らみ 想像を駆り立ててくれる
それが好きな色として残った・・という感じです
冬のセーターは紺のグラデーションと緑のグラデーション
そこに時々桜色と白が混ざる感じでした
北海道生まれの少女の記憶が伺える色の展開ですね
緑のグラデーションは待ち遠しかった春から夏
紺のグラデーションは太平洋の海への憧れでした
日本海で育ちましたので 明るい都会的な色に憧れました
この色の好みは変わりません
今日入荷してきたLover’sのお洋服も デザイナーの色への
コンセプトがハッキリしていると思います
英国のクラッシックな色調や柄が好きというのが分かり
流行に左右されない感性がとても私は好きです
紺 赤 白は定番 ブルーは紺のグラデーション
ボタンは常にオリジナル このチェックも定番です
少しづつデザインが変わりますが 流行としての
デザインではなくLover’sラインとして認識されています
10年前の洋服と合わせても今年風になるというのが
このブランドの素晴らしさです
20代の姪も大好きなブランドですし 私も大好きです
人気の秘密はこのラインです
ボディを常に美しく見せるパターンが秘められています
スタイルが良く見える・・でも痩せすぎて見えない
これはとても重要なポイントなんです
メリハリをつけるのが洋服の役目と認識していることが
このブランドの強みだろうと思います
そして 一貫して変わらない デザイナーの好み
流行という言葉に流されず コンセプトを守り続けて
サイズが変わらない限り ずっと着続けられるスタイル
今でこそ流行りの言葉 これぞ「サステナブル」です
でも 何で今更・・?
サステナブルって 何で今更流行っているのでしょうね?
そんなの 当たり前の感覚だと思ってましたけど
家の中を見渡せば 40年以上使っているものなんて
たくさんあります
揺るがない感性を大切にすることで 持続可能なことは
そこらじゅうにありますよね
まずは ご自分の心に聞いてみてください
私が大切にしている信条って何?
好きなもの 好きなことは何?
それさえまっすぐ答えられたら 今更の流行語なんかに
振り回されなくて済みます( ´艸`)
- Sep 16 2021
刺繍入り
布に対して特別な想いがあります
母方の祖父は私が物心ついた頃には 糖尿病を患っていて
目が見えませんでした
旅館業 質屋 精肉屋と大きく商売をしていましたが
それを仕切っていたのは祖母でした
私の中では 祖父は囲炉裏の前に座って
いつもお客様とお喋りしている人という印象でした
その祖父の最たる人間性は 困っている人を見逃さない
その一点に尽きました
その人間性がもたらした物の中に刺繍入の布が有りました
アイヌの方から頂いた刺繍入りの羽織や敷物
朝鮮の方から頂いた刺繍入りの袋や敷物
刺繍入りの布物は 幼い私にも分かるほどの美しさでした
柄には意味があり それはお守りや祓いになると知って
日本の吉祥柄に興味を持つきっかけになりました
一目 一針には手作業であれば人の念というのを感じます
それが自分の母や祖母であったら 念が入っていない訳が
ありません 昔は疫病や災害などから身を守るために
身に付ける物に祈りをこめて 縫い付けていたのが吉祥柄
吉祥柄もそういう事が根底にあり生み出されたものです
そんなこともあり
どんなものでも 刺繍入りのものには心がワクッとします
皆様は如何でしょうか?
今年もLover’sから刺繍入りのアイテムが入荷致しました
今年の刺繍も大人の女性のキュートな一面を表現してます
定番のチュニックブラウスです
この紺色 38サイズしか残っていません
今の時期 ボタンを外してお召しになって頂けるので
早い時期に売れてしまいました
紺色も素敵ですので ご覧ください
細い毛糸で刺繍されています 可愛いでしょう⁈
葉まで付いているのです( ´艸`)
赤 ベージュ ブルー 2サイズ展開です
サイズ切れしている物もございますのでご了承下さい
スタンドカラーのジャケットラインです
こちらも細い毛糸で刺繍してあります
懐かしいような 新しいような 不思議な魅力ですね
定番のシャツ型です 白のみ 2サイズです
リンゴとドングリがとてもユニークで愉しい柄です
年齢を重ねることを楽しみなさい・・と言ったのは
樹木希林さんでした
大人だからこそ 年齢を重ねたからこそ 若い時には
出来なかったことも楽しめるようにならなくては・・
だって この人生は一度きり 泣いても笑っても
愉しんでも愉しまなくても同じ人生の年月です
お好きなこと 我慢していませんか?
してみたいことをためらってはいませんか?
ご自分らしいこと 見過ごしてはいませんか?
是非 ご自分の人生を満喫なさってくださいね
私共にお手伝い出来ることがあれば幸せに思います
- Sep 14 2021
異素材の組み合わせ
ハッキリしないお天気ですけれど
涼しいので 秋物が着られるようになって嬉しい反面
未だ 出していない・・という声も聞こえてきます(笑)
お彼岸過ぎまでは もしかしたら暑くなるからなんて
そう思っていますもんね・・思っていますでしょ?
だからこそ 合着って便利です
春でも秋でも着られそうなものは一年中出してあります
合着という名のストック場を作ってありますので( ´艸`)
薄い長袖 八分袖 薄い羽織もの 地厚なコットン地
レーヨン ポリエステル 和紙 シルクと
初春や初秋は素材は殆ど同じです
秋の色 春の色とありますけれど お好きな色なら
季節は問わなくても大丈夫です それが個性ですもんね
今年のトレンドを着たいと言うのならそれはそれ
でも流行だからというその二文字に惑わされないで下さい
もうご自分のスタイルが出来上がっている皆様です
らしさを追求した装いで 益々輝いてくださいね~
全体はジャージ素材 バックがレーヨンポリエステルで
異素材の組み合わせです
夏物にも有りました バックスタイルが揺れるのは
何ともエレガントな雰囲気になりますよ~って
アクセサリーが楽しめるデザインですね
こちらはお袖がコットン チュニックですけれど
150cm~155cmの方ならワンピースになります
キャメル、グレー、カーキーで2サイズです
ジャージ素材+布帛 こちらは1色です
インナー付きのスムース フワリとした軽い素材です
別々に着られるのでとても便利ですね
黒 紺の3色です サイズはフリーです
すぐ着られるトップスです
ほぼ 受注数のみの生産となっています
お早めにご覧くださいね
- Sep 10 2021
合着の楽しさ
今日は暑くなりましたね
そう お彼岸までは暑いですもんね
でも 30度とはいえ真夏の暑さとは違いますね
やはり湿度の違いでしょうか・・
久しぶりの元気な太陽さんに会えて 嬉しいですね!
合着というアイテムがここ数年活躍しませんでした
晩冬~初春 晩夏~初秋に着て頂く便利なアイテムです
いきなり夏・・いきなり冬・・せっかく4季があるのに
その様子を感じることが出来なかったのは 服飾業界は
かなりの痛手でした
一番お洒落が愉しく感じる合着です
夏の残り香の中 ちょっぴり早い秋を装うことで気分が
とても上がる 夏バテなんてどこかへ飛んでしまう・・
そんな楽しい季節の合間でした
今年の9月はそんな気分にしてくれる気温でしたね~
こんなコロナ禍じゃなかったら業界はウキウキでした(笑)
それでも 気分を盛り上げて楽しんでください!
七分袖のブラウスとパンツ セットアップにもなります
勿論 単品で販売しています
光の具合で左の写真がグレーに見えますがブルーです
全て同じ色です お色はブルーと黒の2色 サイズはF
イージーテーパードパンツはユニセックスラインで
今 とても人気のシルエットです
素材はポリエステル/レーヨンで 落ち感がありますので
身体にまとわりつきが無く 大変着やすい素材です
素材的に薄く感じますが 肉厚の為 ウールニットとの
コーディネートも楽しんで頂けます
季節的にとても長いアイテムです
一見レースのように見えるブラウスは刺繍です
スタンドカラーの襟 フロントに20本ほどのタック
デザイン的にはとてもクラッシックなブラウスです
もっとコンパクトなら まるで男性のドレスシャツですね
ウイングカラーにしたら バタフライがとても合いそう
そんなクラシカルなシャツを女性用にアレンジして
ハンサムスタイルにしたところが おススメの理由です
バックスタイルにもびっしり刺繍入
お色は白 オリーブ 黒です このオリーブも魅力的
サイズはFです
寒くなってもカーディガンを羽織りたくないほどの刺繍
白以外なら インナーにタートルニットを合わせるのも
素敵なコーディネートです
きっと今年は お洒落を楽しむ気持ちにエンジンが
バッチリかかることでしょう
それを私は信じて ご紹介していきたいと思います
- Sep 9 2021
10月のイベントのお知らせ
10月15.16.17日の三日間 展示会を開催致します
陶芸・木工・染織の3部門です
Always together and Together forever
「いつも一緒に そしてずっと一緒に」3人展の開催が決まった瞬間に 心に過ったタイトル
道具は一生の相棒ですもんね
ちょっとしたワークショップも開催
りらちゃんの土鍋で炊くごはんは最高です
事前のご予約になっています
16日は残席 4名様
17日は 6名様 ご興味があればどうぞ
実は陶芸家の川嶋理良さんは 私の古い友人です
彼女が18歳 私が35歳の時に知り合いました
今から30年前ですね(笑)
彼女が高校卒業して九谷焼の修行に入る時でした
それから25年間 音沙汰なし・・
私はその25年間 ずっと彼女が陶芸家になることを
夢みていたのです
再会は偶然やってきました 本当に繋がりたい人とは
いつか必ず繋がれるんだということを 実感した再会で
嬉しくて嬉しくて 言葉になりませんでした
彼女の作品は 大人のセンスオブワンダーです
自然の中にあるとても繊細な命を
器という人間の道具に吹き込み 忘れてかけていた
生き物としての優しさや強さを思い出させてくれる
そんな魔法のような包み込む大らかさがあります
絵付けと釉薬がとても独特で 使えばつかうほど馴染み
使えば使うほど 愛着が湧いてきます
今年 従妹の娘が結婚して子供が生まれたので
オリジナルを焼いて贈りました
可愛い絵付けにも関わらず ご主人が「ホッとする」と
そんな一言を呟いて 毎朝 必ずその器を使うと聞き
とても嬉しい気持ちになりました
是非 この機会にお手に取ってご覧ください
この事態に於いて 家で過ごす時間は貴重です
生活の相棒になってくれると 私は思っています
木工作家の坂本さん 座繰り染織家の中野さんは
りらちゃんの信頼する仲間たちです
次回はお二人のことを少しご紹介致しますね
フライヤーは店頭にございます
是非 お手に取ってご覧ください
お待ちしております
- Sep 5 2021
9月のお休みのお知らせ
いつもAVANTIをご愛顧賜りありがとうございます
9月の店休日のお知らせです
7日8日 15日 22日 28日29日 です
宜しくお願い致します。
- Sep 5 2021
フランスから✈
今日も涼しい日曜日になりましたね
昨日からカフェではマロンケーキを始めました
今回のマロンケーキはグルテンフリーのケーキです
小麦粉を使わず マロンペーストとアーモンドパウダー
で作るお菓子です
しっとりしていて美味しかったです
このこっくりしたこげ茶色が秋を感じますね
さて フランスからサシェとランチョンマットと
テーブルランナーが届きました
ラベンダーサシェ この生地!!可愛いですよね~
佳代子さんから届くラベンダーの香りは強すぎず
とてもナチュラルです 今回のものは寝室でお使い下さい
何とも安心できて とても幸せな気分になります
テーブルランナーです 4種類あります
丈の違いですので テーブルの長さを図ってから
お選びください
表地は麻に撥水加工した生地です 汚れたら拭けます
両面使用出来るものが便利だと思いましたので
裏面にも良い生地を選んで頂き 大変贅沢な雰囲気と
オリジナル性が出ました
テーブルランナーは6枚となりましたので
お早めにご覧ください
ランチョンマットも表地が撥水加工です
そして やはりこちらも裏面使用可能にしてあります
お食事の時以外は 敷物としてご利用できます
しっかりとした大きさにしてありますので
とても使い勝手が良いと思います
折敷はその上に載せるものに対する礼の表現
私はそのように認識しています
食事を頂くという行為はとても神聖なことです
どのようなお食事だとしても
器が折敷の上に載っているだけで優雅な気分になります
ゆっくりとそのひと時を味わえる空間に欠かせません
母は小学校の低学年の頃から1か月に1度だけ
札幌のレストランへ連れて行ってくれました
55年程も前のことです(笑)
それはきっと母が行きたかったのでしょう
でも 私も妹もその行事がとても楽しみで楽しみで・・
帰ってきたその日から 指折り待ったのでした
薄暗い店内 静かな音楽 カトラリーの重なる音
黒いスーツを着たおじさんが傍に来ると緊張した想い出
その中で一番嬉しかったのは
子供に用意されたペーパーマットでした
まるでレースのようにカットワークされた上質な紙
その上にコップやお皿を載せていく様子が物語のようで
心躍る瞬間でした
帰る時に 私がその紙を欲しがっていたら
新しいマットを丸めて リボンで縛って渡してくれました
子供心に何て素敵な大人なんだろう・・と感動したことは
今でも覚えています
素敵な日常の演出も 心の栄養になることがあります
AVANTIのオリジナルのテーブルランナーとマットは
フランスと日本を繋ぐご縁と お客様同士のご縁の形です
ささやかですけれど 温かな日常を味わってください