• Feb 19 2021

    感謝と祈り

    13日の地震は3.11を思い出しましたね

    10年の節目の今年でしたのに 被害に遭われた方々は

    さぞ落胆していらっしゃることでしょう

    心からお見舞いを申し上げます

     

    今年は一人で乗り切らず 信頼できる仲間をつくり

    一緒に協力し合う行動が運を動かすと聞いています

    そんな運気のなかで 先日の地震を捉えると

    必然的な災害だったのかもしれない・・そんな事を思い

    私に出来ることは何だろうと 思案する機会となりました

    自分の存在が誰かの為になる・・

    もう今年から前期高齢者の仲間入りを致しますので

    そんな事をしっかりと自分自身に問うべきだと思いました

     

    昨日は二十四節季の「雨水」

    この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるとか

    この日に流し雛をすると 穢れが祓われるとか

    地方によって違いますが そのように伝えられています

    元々雛祭りは人形に厄を移し川に流すというのが起源です

    日本の文化には水で禊をして浄化するというものがあり

    雪から雨に変わるこの時期にそのような行事に

    子供の無病息災や家内安全を願ったのかもしれませんね

     

    私も 流し雛は見立てで飾ります

    色々なお雛さまを飾る中 流し雛は大変神聖な気持ちで

    毎年飾ります

    川の流れを模した漆の折敷に奉書で模った男雛と女雛に

    厄を移して流します 家族の無病息災を願い

    雛あられを川に見立てて蛤の男雛と女雛を流して

    世界中の平和への祈りを込めて

    こちらは店舗

    雛あられを川に見立てて 明治時代の古布の雛人形を

    お客様の為に 無病息災の願いを込めて飾りました

     

    女の子の節句だけと考えがちですけれど

    家族の厄を祓う禊と考えて頂きたい行事なんです

    是非 お雛様をお持ちの方は一年に一度は

    そんな祈りを込めて お出しくださいね

    日本の行事は 感謝と祈りを込める大切なひとときです