Oct 24 2016

ギブ・ミー・ベジタブル

   10月22日 中央イベント広場で開催されました。    参加費も野菜です。 受付をすませると手にはんこを押してもらって、その時に支払うのが野菜です。   声を掛けられてついニッコリ。 私達料理人は5名、自分の使いたいやさいをチョイスして、即興で料理をして ネーミングをして、お客様にお出しする…というシステム。   何にしようかな?物色中です〜 料理の写真は一枚もない(゚o゚;;です! いつもは教室ですから、メニューを考え、レシピを作ってからの試食で、調整したり時間を考えたり と下準備を整えてからの料理のなります。 即興で作る時は本当に時間がない時の家族のご飯だけ。 お客様に召し上がっていただくことがないです。 しかも調味料も私の馴染みの余り無いもの…ドキドキです。 でも食材を目の前にして、良い意味で追い込まれると頭がフルに回転して、 持ってる知識を手繰り寄せて来ます。 アイディアが湧いてくると言うか、組み合わせるとこんなん味になるって想像がついてくる。 そうなると次から次へとレシピが浮かび上がるんです。 究極の追い込み…ほんとに良い勉強になりました。 なかなか経験出来ない事、ましてや自分から積極的に飛び込むタイプでもない、 お声かけ下さいました「アーツ前橋」の学芸員辻さんに心より感謝申し上げます。 楽しく、思いっきり料理ができ、4名の料理人の方々と出会う事が出来て、素晴らしい時間でした。 ご参加下さいました方々、わざわざわたしが出ているので参加して下さいました皆様にここより感謝いたします。 ありがとうございました。   参加された料理人の方々とアーティストの方々と記念撮影。    その後の時間は「食と社会をむすぶ」をテーマに講演会がありました。 山形県鶴岡市から「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフのお話がありました。 食とアートを融合させる、食をアートにしてみる…そうすると世界に羽ばたける。 お話を聴く前は意味がわからなかった。 そうか!そう言う事かと教えていただきました。 地方、地域毎にある在来種の野菜や、海の側の川や山の川などでは取れるものは勿論違うが、 良く分析してみると味は当然だけれど、組み合わせなどでも違ってくる。 それをアートにしてみると世界第三位なる。 なるほど〜〜流石ですね‼️ 奥田シェフは25歳から庄内を食で変えると宣言していたそうです。 当時は誰一人ほんきで話を聞いてくれなった‥とおっしゃっていました。 沢山のご苦労をなさった、でも諦めないで、一つの事を信じて進む。 ぶれない男気を優しい笑顔と口調から「東北魂」を感じました。 素晴らしいシェフ、 そして素晴らしい方と改めて感じ、尊敬する心が強まりました。 短い時間の為に山形よりありがとうございました。 群馬県も、特に前橋市も頑張らないと…❗️❗️❗️