- Oct 22 2020
フェイク素材
ムートンが大流行した時がありました
しかもそれはとっても重いムートンでした
1970年代後半・・サーファールック全盛の時代でした
そして 1998年代~軽くて上質なムートンのコートは
欧米の有名ブランドが発売するようになり
薄手のカーディガンのような美しいムートンが定番となり
現在では 様々な素材とのコラボまで出ています
AVANTIでもイタリアの会社の定番で
ムートン×ダウンのとてもスタイリッシュなコートを販売して
お客様に喜ばれました
私はフェイクレザーの素材は好きではありませんので
お取り扱いはしなかったのですが
昨年 フェイクムートンの素材感が良かったので開始
これは予想以上にお客様に喜ばれましたので
今年も発注して 火曜日に入荷致しました
価格がとってもリーズナブルです
ニットくらいのお値段なので お薦めの1着です
軽くて 暖かい ムートンを模しているので裏はボア
何と言っても 乱暴に扱っても大丈夫!ということ
そして シルエットも良いということです
お色はベージュとグレー 38・40サイズです
外出が中々行きたい所へと行けない状況ですので
カジュアルなものを今年は取り揃えてみました
気軽に着られるけれど 十分お洒落な雰囲気を
味わって欲しいと思います
そして お洒落をすることを諦めないでください
- Oct 22 2020
スタンダードという粋
一度はバーバリーのトレンチコートに憧れた方が
多いのではないでしょうか?
今は日本のライセンス契約が無くなり インポートのみ
益々高嶺の花・・という感じでしょうか
バーバリーというブランドだから欲しいと思ったことは
一度もありませんけれど
私は洋服の背景にストーリー性を感じると
そのデザインに惹かれてしまいます
紺のトレンチタイプのコートを買ってもらったのは16歳
11月に入ったらコートは着るべき・・
雨の日もコートを着るべき・・着なくていけない
全く目立ちもしない 普通の女子高生でしたが
着る・・ということに対してのエネルギーは大きかった(笑)
14歳のときに「アンアン」が創刊されたことがきっかけで
着るということに対しての 定義みたいなものが
私の中に芽生えていったことが洋服を選ぶという事へ
繋がっていったのかもしれません
あの当時の10代~20代の女の子にとって
「アンアン」から発信される情報は大きな刺激でした
皆様にもそんな思い出がきっとおありになることでしょう
今年のトレンチタイプはイタリア製です
ライナーではなく 裏地がキルティングになっています
キャメルと紺 38・40サイズです
結局 春にはこのライナーを外して着るという機会がなく
3月いっぱいまで寒く 4月になればいきなり暖かくなる
そんな季節の流れのため 今年は裏地を
このようなキルティングに致しました
デザインはシンプルなライン余計な装飾は一切ありません
ハンサムラインで 私は気に入っています
朝晩の寒さが厳しくなり始めましたね
コートの出番だと 私は思っています
- Oct 20 2020
大人のカジュアルなら
先日 ダンボールニットという素材をご紹介しました
実際ご覧になると よく見かける素材ですので
「あ~これね!最近よく見ます」と反応すると思います
フワフワしたジャージのような生地です
構造がダンボールとよく似ている為 こう呼ばれています
中糸の間に空気を溜めることができますので とても
保温性に優れています
スポーツウェアなどにも適しているのでよく使われています
その素材でコートが入荷致しました
イエロー・グレー・ネイビーの3色 38・40サイズです
このコート 人気がありますのでお早めにどうぞ
こちらも ロープライスです
洋服は TPOさえ抑えてお召しになれば
コーディネートはご自分のお好みでご自由に楽しむ
今はそんな時代です
シルク×デニム ハイクラスブランド×ファストファッション
そんな着崩しが時代の先端です
個性こそがお洒落の鍵を握る時代です
クローゼットで寝ているハイクラスなコートを出して
今年はカジュアルな装いでコーディネートしてみてください
きっと 楽しい冬になると思います
- Oct 20 2020
ダブルフェース
以前も申し上げたと思いますけれど
洋服のアイテムで一番好きなのはコートです
コートこそ その人格を表現しているのではないか・・
なんてことを考えてしまうほど(笑)好きです
皆様はアイテムでは何が一番好きですか?
車社会の前橋では コートを着ることをお洒落だと
そう思う方が減少してきているように感じます
ましてや 今年なんて・・ね(笑)
それでも私は秋冬の装いのロマンを求めて
新しいコートを仕入れ 私なりの物語をその商品に込め
店頭に飾ってしまいます
それぞれのコートには 持たされた役割というものがあり
それを完結させてやりたい・・という親心で(笑)
ここ数年 リバイバルしている生地があります
「ダブルフェース」という表裏同じ表情の生地です
表裏の色を変えて織った生地はまるでリバーシブルの
ような風合いです
裏地が付いていませんので 羽織ったシルエットが粋で
風になびくとまるでカーディガンのように軽やかなんです
ワンピースやブラウスなどの装いに さらっとこの季節に
是非 お召し頂きたいコートです
ダブルフェ-スの良いところは
脱がずに車の運転が出来るということ
脱いだコートが邪魔にならないということ
カーディガンのように直ぐ羽織れるということ
そして一番は カッコイイ!!ということ
価格はとてもお手頃でお求めやすくなりました
是非 店頭でご試着ください
写真だと分かりづらいですね
キャメル・ベージュ・サックスの3色 サイズは38・40
このコートに貴女なら 何を合わせますか?
- Oct 19 2020
何色を選びますか?
10月も中旬を過ぎますと空気が
冬へと向かっていることを 早朝の窓から感じます
北側のランドリールームの窓を開けるのが私の朝の日課
このくらいの季節から 冷たい空気の匂いに
故郷を思い出し 寒くなる季節に嬉しさを感じてきます
大好きな季節の到来です
皆様はどの季節がお好きですか?
さて今日は定番のカーディガンをご紹介しましょう
まずは 一番のお気に入りから
イタリアのニット専門会社のカーディガンです
少しデザインが変わりますが 毎年入荷します
今年は衿と袖口が変わりました
素材も編み方も丈も同じです
色は3色 サイズは2サイズです
私は6年ほど着ていますが 今年は新調しようと
思っています お薦めのカーディガンです
ファンの多いブランドです
シルエットが本当に綺麗です
このブランドのデザイナーの素敵な感性は
ボタンの色使いや布帛なら裏地の色 ステッチの色
毎年 その細やかな心遣いにお客様はニッコリ
私も大好きなブランドです
色は3色 紺・グレー・ベージュ サイズは38・40です
ローゲージに見えますが厚手ではありません
ロングスカートやワンピースに合わせたいニットです
4色でフリーサイズです
10代の頃はトラッドでした
16歳の冬
フラノのキルトスカートにフィッシャーマンのニット
鹿の角のボタンのダッフルコートに
スエードのウィングチップシューズ
アラン模様のニット帽を被った先輩を見かけて
「何てお洒落なんだろう」とときめいたものです
それがきっかけで 装いは生活の一部であり
その人個人を表現するツールなのだと思っています
お洋服を選ぶときは
ボディメイクできるか 自信に繋がるかということを前提に
心が喜ぶ一着をお選びください
- Oct 16 2020
洋服に詰まった思い出
ハイウエストのスカート・・
何だか懐かしいのです
細畝(ほそうね)コーデュロイ・・
これも懐かしい
時は流れているのに 何故か洋服のデザインは戻ってくる
全く同じってことはありませんけれどリバイバルします
母もそう言っていたことを思い出しながら
母もまた あの頃のことを 若かりし頃を
懐かしんでいたのだろうと 愛おしく思います
柔らかい素材ですので 穿いていても
ウエストの部分は窮屈な感じはありません
メリットは下半身が長く見える事 足が長く感じます
ツートンの色合いが甘くなる雰囲気をクールにしています
ここまでハイウエストならインナーインしても
もたつかず 返ってすっきりしそうです
細畝コーデュロイ
ワンピースに仕立てても良いほどの柔らかさです
触ってみてコーデュロイだと気がつくような風合ですよね
ロング丈でギャザーなのに この細さゆえに
ボリューム感が出ないというメリットがありますし
季節も長くお召し頂けます
それにしても 本当に懐かしいファブリックです
皆様もこの生地から思い出すことはありませんか?
大切にしている思い出には
必ず装うという過程がつきものです
誰と何処へ何の為に出かけるのか・・
石津健介さんが「TPO」という言葉をつくり
その場に相応しい装いこそが 自分以外の方への礼儀と
定義づけ ファッションのひとつの流れを作りました
装いには自分の為と相手の為の思いやりが含まれている
そう思うと
せっかく選んだお洋服は 長く大切に着たいと思います
洋服がリバイバルするのは
そんなことを思い出すための流れもあるのでしょうか?
皆様はどう思われますか?
- Oct 15 2020
ダンボールニット素材
ダンボール・・って??
そう思われる方もたくさんいらっしゃることでしょう
これは洋服の素材です
コートでは定番になっています
弾力のあるストレッチで軽くて暖かい素材
今年もジャケット ワンピース コートと3型出ています
今日は ワンピースとジャケットをご紹介致します
フワフワして弾力のある素材です
こちらはジャンバースカートですので応用があります
同素材のジャケット
コーディネートして頂ければアンサンブルスーツとして
フォーマルな装いになりますけれど白は単品がお薦めです
色違いはワンピースもジャケット共に グレーとブラック
ブラックはアンサンブルでご用意する事がお薦めです
お葬式にお召し頂けます
グレーも単品でお召し頂いた方が宜しいと思います
この素材はとっても暖かいですので
ジャケットはショートコートのようにお使い頂けます
この丈でしたら 裾からインナーが見えても大丈夫です
カジュアルダウンしたい時は そんな着こなしでOK
今年お薦めのジャケットです
もともとはスポーツウエアで使用されていた素材です
素材の見た目が上品で綺麗な表情ということ
軽くソフトな着心地に
シワになりにくく 優れた耐久性ということが
この素材がアパレルで人気になった理由だと思います
コートは20日頃に入荷の予定ですので
入荷致しましたら ご案内致しますね
- Oct 13 2020
イタリアの定番ニット
- Oct 13 2020
モノグラム
今年はモノグラム柄が出てきたようです
ちょっと懐かしい感じがします
何せこの道44年でしょ(笑)
30年位で流行は戻ってきますので
あ~そういえば・・・という気持ちで若かりし頃の
自分のファッショッンを思い出してみたりします
アルファベット文字が2個以上重なる柄を指します
有名なのはヴィトンやグッチ フェンディなど
初めてルイ・ヴィトンのモノグラムを見たのは映画で
「シャレード」でした 1963年の作品です
19歳の頃 テレビで観たのが始めてでした
母も嬉しそうに 懐かしそうに 女性の瞳で観ていました
戦争を経験した母の時代の女性にとっては この時代の
美しい映画は希望だったのではないかな・・と思いました
ApaiserlameのAとLを組み合わせた柄です
遠目から見ると千鳥格子のような柄です
素材はレーヨンデシン
スカートはプリーツが入っていてシンプルな形です
トップスはV衿で 袖と後ろ身頃がニット素材です
合わせて着て頂くとエレガントなラインになります
シワにならず おうちクリーニングもOK
セットアップでご用意頂くと ご旅行に便利な一品です
ネイビーとブラウンの2色
サイズは38・40です
衿のシルエットが美しいカーディガンは
今の時期からお召し頂けます
今日のように日中が暑い日は薄手のTシャツで十分
でも夕方からは気温が下がりますので
この素材のカーディガンが大変重宝されると思います
ジャケットのインナーでお召し頂いてもかさばりません
冬はタートルと合わせて頂いて コートインに
すっきりお召し頂けます
色はネイビー・グレー・ブラック・ボーダーの4色
サイズは38・40です
サイズが切れてきていますのでお早めにどうぞ
今年は追加で商品の入荷が困難になるとの事です
お気に入りが見つかりましたらお早めのご来店を
お待ちしております
- Oct 11 2020
リトルブラックドレス
毎年ご用意させて頂くリトルブラックドレス
これは欠かしたことはありません
オードリー・ヘップバーンの映画
「ティファニーで朝食を」で着ていたブラックドレス
これをリトル・ブラック・ドレスと呼ばれていることを
知ったときから憧れでした
まぁ あのドレスはジバンシーですし
着ているのはオードリーですから 別物ですけれど(笑)
黒のワンピースは使い回しが良く
女性の魅力を引き立たせるので毎年ご提案しています
グログランのリボンは前後どちらでも結べます
向かって右は裾がポイント
立体感がありとてもモダンなシルエットです
左は8枚はぎくらいのフレアーがエアリーさを出し
エレガントです
どちらもイタリア製です
今年のこのシリーズもシルエットが美しいのでお勧めです
日本の葬儀用のお洋服は
洋服のシルエットを無視しているとしか思えません
私はブラックフォーマルこそ 美しさを表現するべきだと
思っています
親しければ親しいほど 自分が一番美しい状態で
天国へ送り出すことが礼儀だと 私は思うのです
皆様はどう思われますか?
私は友人には 最高のお洒落をして
私のお葬式には参列するように伝えています
命の終わりは 新しい命が生まれるときでもありますから