- Oct 29 2019
ニットの季節 Ⅲ
今年はニット素材のスカートやワンピースが
ちょっとしたブームになっているとか・・
とか・・って(笑)
私もアパレル業界なのですけれど
流行という感覚は一番ではありませんので
つい・・ね(笑)
流行が先走ってしまうと 皆様が同じになりかねないので
そこは 二番手になるのです
一番手はやはり 感覚 それがとても大切な私の武器
ジャガード織のニットワンピース
色使いと織りが気に入りました グレーベースもあります
身体にフィット感がなくて とても気安いシルエットです
このジャケットはメーカーが違いますが
色目がピッタリ!! ちょっと驚きました
ドルマンスリーブの八部丈のジャケットは春先も
十分お召しになれます
ブルーグレーの2色のみとなりました
異素材の組み合わせは今年の定番です
しっかりしたスムース素材のワンピースです
ベージュ・ブラックの3色展開です
ジャケットやアクセサリーの選び方でセミフォーマルにも
お召し頂けますので 優れものです
ニット物のワンピースは敬遠しがちな方も多いのですが
今年のシルエットは 身体のラインを拾わないのが特徴
是非 一度お試しください
ストレスフリーの軽さやデザインがお奨めの理由です
- Oct 29 2019
冷たい雨の日に
雨の日は好きでした
薄暗い空も 草花が濡れた様子も
窓を伝わる滴も 地面の水溜りも
何か特別な恵みを感じて
お茶のお供に 静かに本を読むのには
最適な日だと思っていました
でも相次ぐ雨の災害で
最近は 苦しく憂鬱な日となりました
皆様はいかがでしょうか?
昨日 八千草薫さんが亡くなられ
今日は 緒方貞子さんが亡くなられました
素敵な女性のお手本である方々がどんどん他界されて
人生を考えるきっかけを頂きます
皆様 ご自分の歩まれる道をしっかり歩まれて
後悔しないように 一生懸命生きてこられてた方々
戦争を経験されたことで
日常の当たり前の生活を心から大切にされて
必要なことと不必要なことの区別ができていらっしゃる
ご自分の生きる姿で そのことを示されていることに
私は尊敬の念を抱きます
「今日の努力が明日を作る」
朝 目覚めたら 自分自身に向けて呟く言葉は
生前 父が念仏のように唱えていた言葉です
努力に込められた意味には
勿論 そのままの意味もありますが
他人様に対しての思いやりなどのご縁の育みも含み
生活する信念の持ちようでした
日々の生活こそ 一番幸せで美しい
そう信じて 大切に 過ごしていきたいと
毎年 災害の報道を見る度に 衿を正します
そう信じるためにも
食べること 着ること 仕事すること 学ぶこと
そして遊ぶこと
与えられらことは しっかり向き合いたいものですね
今日の雨は
こんなささやかなことを振り返って
人生の修復をする 「雨降って 地 固まる」という
そんな 反省の火曜日です(笑)
- Oct 24 2019
ニットの季節Ⅱ
バックシャーンという言葉が流行った時代を
ふと 思い出しました
今でも 後ろ姿にドキッとすることがありますし
後ろ姿が美しい人になりたい・・と思います
少しづつ 年齢的に首が前に出て 背中が丸くなる
疲れちゃっているなぁ~というのはノーですけれど
丸くなってもいいから 思わず 追いかけたくなるような
そんな後ろ姿になりたいと思うこの頃・・
(これって 疲れちゃっているのかなぁ~)
まっ だからという訳ではありませんけれど
今日はこんなバックシャーン的なニットをご紹介致します
シンプルなV衿カーディガンの背中は
こんなスタイリッシュな色彩です
インポート的なこの感覚 ユーモアたっぷりで
私はとても気にいっています
シンプルなパンツやストレートのデニムパンツに合わせて
V衿のラインにパールのネックレスをして
やはりパールのピアスやイヤリングでセンシティブに
フロントから見た印象と バックから見た印象の違いに
思わず回りに居た方は「えっ!」と小さな叫び・・
当のご本人は口元だけで微笑む な~んてね
これ めっちゃ イケテル女性ですよ(笑)
ちょっとクール美人を目指す・・なんてときにおススメです
洋服を仕入れるときは
こんな一人芝居のようなイマジネーションを搔き立てて
一人でニヤニヤするのです
一人で仕入れますけれど いつもお客様と同伴です(笑)
- Oct 24 2019
前橋めぶくフェスへ出店
- Oct 21 2019
自分の拘り
リュクスという言葉がファション業界で使われるようになり
今や生活全体でもリュクスという言葉で表現される
物や事が多くなってきましたね
「リュクス」語源はフランス語 Luxeからきています
フランス語の意味は豪華・贅沢・華やかなどという
意味なのですが・・
これでは 少し前に流行したラグジュアリー・セレブと
変わりませんね
でも日本では この言葉を
「自分が本当に気にいったものを手にすることが
真の贅沢なんだ」という概念で使用しているそうです
ブランドネームに拘らず 価格が高いものを示すのでも
なく 自分の拘りと一致するものこそがリュクスである
これこそが 人生での一番の贅沢だという概念です
素敵な概念です
ここ10年~20年の間で職人・作家物ということが
取り上げられるようになり 「民藝」という言葉も一般的に
なりました いっとき 忘れかけられた大切なものです
人の手で作られたものには「命」が宿る
そして 物の美しさは日常的に使われてこそ輝く
柳宗悦が提唱した「民藝」が 今 注目されているのも
この一見造語とも言える「リュクスな生活」という概念に
ぴったり当てはまるからでしょうね
私としては 嬉しい時代です
生活の中で何を大切にされていますか?
どんな時間や物が ご自分にとって贅沢だと思いますか?
どのような生き方をしたとしても
人生は一度きり・・です
やり残しがない リュクスな日々にしたいものですね
お茶が美味しい季節になりましたね
お菓子とお茶のペアリングをするのは楽しみな仕事
日本茶・紅茶・コーヒーを少しづつ淹れて
何が合うか試します
そのうち お菓子×ワインなんていうペアリングも
できるかなぁ~と思うこの頃です
- Oct 21 2019
ニットの季節 Ⅰ
今年は暖かいですね
本来であれば もうニットを着用している頃ですが
今年は まだそんな季節を感じませんね
年々 夏と冬の季節だけがはっきりしてくる感じで
春と秋の季節が曖昧になってきました
そんな季節の流れを受け止めて
洋服業界も 素材感を新感覚にしているようです
コットンニットのような感覚で着られます
肌触りも良く 発色が綺麗です
丈もスカート ワイド的なパンツにピッタリです
イタリア製のニットカーディガンは定番品です
私自身もお気に入りで今年はサックスブルーを購入
私は茶系の服を持っていませんので
この色は万能色 何でも合います
半袖のTシャツ ノースリーブのTシャツに合わせて
早い時期から着ています
何年前から シンプルなTシャツは通年の服になりました
そうすることで ニットの出番が増えましたし
シンプルなハンサムラインで着られます
このロングカーディガン 綿50%×毛50%
3シーズン対応ですので 重宝します
ワンピースに合わせるとエレガントになり
ワイドパンツやロングスカートを合わせるとトレンド風
スティックタイプのパンツを合わせるとハンサムライン
1枚で何通りにも楽しめます
他に紺とベージュがあり 38、40サイズの展開です
今年はすぐお召しになれるニットやカットソーが多く
今年の気候には合いました
これからコートを着用する季節になっても
無理なく 十分お召し頂ける優れものばかりです
お洋服は現金でお買い上げのお客様には5%offです
クレジットカードでの5%還元は導入しておりますが
カード会社によっては出来ないことがありますので
ご了承頂けますようお願い致します
- Oct 17 2019
羽織る
例年の10月から比べると まだ日中が蒸します
でも 朝や夜は寒さを感じ始めました
油断すると風邪を引きやすい季節です
どうぞ お気をつけください
脱ぎ着が簡単でその辺りに置いてもシワになりずらく
着ていてもストレスフリーなタイプ
ジャージ素材
ニット×タフタ 軽くて着心地抜群
今年も大人気のロングカーディガン
この他に紺・ベージュがあります
アクセントには今年のトレンド タータンチェックが
もうすっかり お馴染みになったロング丈のカーディ
太めのパンツ ロングスカート たっぷりシルエット
クラッシックな雰囲気が街中を巡ります
パンツのシルエットも これが主流というのは無く
ご自分のイメージでお選びください
但し スカートはロングが主流です
パンツをはき慣れた皆様にとって
ロング丈のスカートは救世主・・と私は思っていますが
如何でしょうか?
秋も深まって参ります
是非 お洒落を楽しまれてください
- Oct 17 2019
お見舞いを申し上げます
台風の被害に遭われた方々へ心からお見舞いを
申し上げますとともに 亡くなられた方々のご冥福を
心からお祈り申し上げます
台風19号の被害は想像を遥かに超えて
この先の自然災害に対して どう向き合っていくのかを
改めて考えることになりました
12日の土曜日は初めて怖いと感じた夜でした
突然襲い掛かる地震とは違って
警報や勧告を耳で受けたり 実際に雨風の様子を
目の当たりに感じたり・・
じわじわと襲いかかる危険に動揺する夜となりました
何も起きていなくても こんなに不安なら
目の前で氾濫している川の流れを経験した方々は
どれほどの恐怖や哀しみ 怒りかと思うと
慰めや労りの言葉はみつかりません
想像はついても 同じ気持ちになれるはずがない・・
軽々しく 励ます言葉が嘘に思えてきます
何も被害に遭わなかった自分ができることは
先ずはこの状況に感謝すること そして祈ること
粛々と日々の生活を営むこと
自分の役割を認識して 愚痴は言わず 批判せず
この変わらぬ日々を慈しむこと
穏やかに状況を把握して 自分のスタンスを崩さぬ事
そんな平常心を大切にしながら
やはり 少しでも お役に立てられるようなことを
考えたいと 今 思っています
失ったら恵みが 必ず 降り注いできますように
今年の新米の稲穂に祈ります
- Oct 6 2019
店内改装をした訳(2)
さて 店内改装の訳 第二弾(笑)
1997年9月11日に現住所に移転致しました
路面店を全てCloseして1箇所に集合する
そんな考えから 当時はイタリアから並行輸入した
ブランドのBAGと洋服 そしてライセンス契約をした
イタリアのブランドとフランスのブランド
日本の老舗会社の仕立ての良い洋服を販売していました
バブル時代が弾けた後の時期でしたし
地方銀行が破綻していくという渦中の時代でしたが
キャリアを着実に重ねていらっしゃるお客様が多く
そんな時代でも AVANTIを支えてくださいました
その後リーマンショックなどで世の中の流れが確実に変化
そして 自分の年齢も積み重ねていくなかで
販売していくものを吟味していくと
このショップのスペースは広過ぎてしまう・・というのが
店内改装のもうひとつの理由となります
念願のカフェを併設してスペースが小さくなりましたら
常連様方が 見やすくなったと仰ってくださいました
商品はメーカー数は変わっていませんけれど
販売したい商品だけを絞って納品できるようになり
確かに 的を絞っておススメできるようになりましたので
そのような点では意思の疎通が濃くなったかもしれません
そして 店内改装の一番大きな理由は
最終的には 装うことは衣食住の充実に繋がるという事を
お伝えするためです
これは 私の仕事の集大成と思っています
人間にしか与えられなった五感
五感を楽しむには 生活そのものを慈しむこと
それに尽きます
心が満たされる豊かさ・・
それは笑顔の奥にしか宿りませんよね
ほんの些細なことで喜べる心
そこには 愉しい会話があり
美味しい 素敵 肌触りが良い などの刺激があり
視覚 聴覚 臭覚 味覚 触覚を満喫できる
どんな時でも AVANTIへ行ったら笑顔になれる
そんな場所を 私の最後の仕事場として作るという
そんな 想いがこのプチ改装には込められています
小さな私の大きな夢です(笑)
是非 皆様にもこの夢に乗って頂けたらと心から願います
<付録>
豊かさがいっぱいのフランス ボルドー地方の田舎町
とても大きなことを教えてくれました
- Oct 4 2019
店内を改装した訳(1)
昨年の9月に店内をプチ改装して1年
店内にCAFEを設置するのは 私達の夢でした
私は元々「お茶」の時間には思い入れがあり
発端は小学校3年生の時に始めた「茶道」
子供の時から渋好みですね・・なんてよく言われます
お茶をする・・時って 皆様はどんな時なんでしょう
お茶には日本茶・紅茶・コーヒー・中国茶・・などがあり
その種類によって スタイルというか目的というものが
違うのでしょうけれど
私にとってのお茶時間は どんな心模様であっても
まずは ひとまず 「お茶を飲んでから」という
一呼吸のようなものです
そんな場所であり 味であることを 私達は心に置いて
このカフェを立ち上げました
妹の作るお菓子は それはそれは思い入れがあり
不器用ですので 裏方でしっかり努力するというスタンス
年齢を重ねれば重ねるほど裏方に徹するという
本当に勉強家になりました
今でも 月1~2回は師匠の勉強会へ行きます
夢中になれるというのは幸せなことですね
濃厚なチーズケーキは人気です
アッサムティーとのペアリングでどうぞ
1プレートでお食事をご提供しようと思ったのは
お仕事の合間のランチを狙ったものではないのです
料理教室を主宰しているという経験を活かすのが理由です
食材・調味料などを厳選して選び バランスを考えた一皿
ご馳走ではないけれど 身体が確実に喜ぶ一皿を
ご提供することで 「おうちごはん」を考えて頂く・・・
そんなきっかけになれたら嬉しいと思っています
必ず1品にはスープを
AVANTIでお出ししているスープは栄養価満点です
お身体がどんな状態でも必ず召し上がれるスープを
具合が悪くなったときに 思い出して欲しいと願い
ご提供しています
もし ご自身や大切なご家族が
固形物が食べられなくなった時はお声をかけて下さい
スープの作り方をお伝え致します
AVANTIという場所は
私達が今まで積み重ねてきた様々な経験をお伝えする所
こんな私達でも 皆様のお役にたてましたら
心から嬉しいと思います