- Apr 11 2019
座る力を考える
カフェをOPENするのにあたり
椅子は絶対に良いものを置くと決めていました
自宅で使っている Yチェアやセブンチェアを
考えましたが 「Made in Japan」で揃えたいと思いました
椅子は欧米の文化ですし 優れた技術と洗練されたセンス
イタリアや北欧の家具は憧れの対象です
Yチェアやセブンチェアが家に10脚ほど並べられたときは
思わず頬がゆるみ ニンマリ致しましたが
店舗に置くとなると 販売という形に繋げたいという想いが
どうしても優先されてしまいます
お客様に役立つ情報を発信するというのは 商人の役目
そのように思って自分の仕事を全うするようにと
先代 両親の教えは物を選ぶときの基準となっています
今回のテーブルと椅子は 新潟の三方舎 今井社長の
お力添えで揃えることができました
三方舎さんの会社理念を大変信頼している私にとりまして
このテーブルと椅子は お客様方へ胸を張って
お勧めできる逸品です
AVANTIからご紹介することを叶えてくださった事には
心から感謝しております
製作元は飛騨高山のオークビレッジさん
販売元が三方舎さん そしてAVANTIは紹介店舗という
お役目を頂戴致しました
樹齢100年の木を使用しています
長い年月のなかで培ってきた命を 形を変えてその命を活かす
100年の命は形を変えても更に100年の命として生かす
そのコンセプトにとても共感致しました
テーブルは釘を1本も使用せず 椅子は人間の身体の
構造を学び 身体に負担がかからないよう設計されています
購入して下さる方々のお役にたつように 真摯に向き合う姿勢
そんな職人魂に惹かれました
床からの高さ 座面の広さ 背もたれのカーブ
全て計算されています
華奢なフォルムはどんな場所にも合います
軽いので片手で移動ができます
AVANTIのテーブルは一番大きいサイズですが
二人用のテーブルサイズからお作りしています
店頭にパンフレットがございますのでご覧ください
長い時間座っていても疲れない椅子
座る事で疲れが癒される椅子
座る事で自分の時間が楽しまれるようになれたら・・
そんな想いが詰まった椅子です
ご自分の為に1脚如何ですか?
どんなお部屋でも自然な空気感で合わせられる椅子
貴女の素敵な相棒になってくれるはずです
- Apr 8 2019
潅仏会 お釈迦さまの誕生祭
今日はお釈迦さまの誕生祭です
花祭りという言葉でご存知の方も多いと思います
お寺の境内でお花に囲まれて 右手の人差し指を立て
「天上天下唯我独尊」と言っている小さな像に甘茶をかける
面白い風習ですけれど これにも意味がありますものね
まぁ 私は熱心な仏教徒でもありませんけれど
熱心なキリスト教でもないのにクリスマスをお祝いする
それなら やっぱりお釈迦さまのお誕生日もお祝いしよう
そんな軽い気持ちでした・・最初は
でも 伝統行事の室礼(しつらい)を学びましたら
そこには先人の知恵が宝の山のように積み重ねられていて
日本人としての足元を見つめ直すきっかけになり
日々の生活に取り入れて 活かすようになりました
日本の文化は見立てです
それは植物に置き換えたり 言葉に置き換えたりします
多くは語らず その室礼の形から汲み取るという奥ゆかしさ
日本人の文化には 森羅万象に対する畏敬の念
そして大いなる自然に対しての感謝の想い
さらに家族の無病息災を祈る・・という想いが込められている
静かで 大きなエネルギーが日本の行事にはあるのです
それを知った日から真摯にこの行事には向き合っています
大地から芽をだしたばかりの筍をお釈迦さまに見立て
独活や空豆を飾ります
すべてそこには意味があるのです
言葉の見立て 言葉の盛り物は日本人ならではの感性ですね
つまみ細工の吉田先生に作って頂いたお飾り
まるで右手を上げたお釈迦さまのような筍に仕上がり
しつらうのも楽しくなりました
うどの酢味噌和えと筍の炊き込みごはんで今夜は完璧!
やっぱり 最後は美味しいものとなりますね(笑)
- Apr 7 2019
出かけましょう
桜が満開ですね
AVANTIから3分ほどで桜がとても美しい場所があり
毎年 私はそこでお花見を致します
広瀬川が流れていて 萩原朔太郎の文学館があり
幼稚園から可愛らしい子供達の笑い声が聞こえ
とてもゆっくりとお花見ができるお気に入りの場所です
桜の木の下で宴会をする・・
大きな声で騒いだり 歌ったり 酔っ払ったりということは
私の中では考えたことはありませんので
そういう事と遭遇しない場所でお花見をします
できれば 静かに ゆっくりと眺めていたい・・
咲き始めると アッという間に満開
そして 満開になると アッという間に散りますもんね
その短い限られた命を 静かに感じていたいと思うのです
皆様は如何ですか?
風が少しくらい冷たくても 外出したい季節になりました
風にスカートの裾を揺らしながら お花見しましょう
今年のスカートはバックがゴム使用です
細い方でもサイズオーバーな方でも大丈夫です
スカートのパターンは裾に注目
動きがあるラインですので 歩く度に美しい揺れがあり
膝下の脚のラインが細く感じます
殺し文句でしょ(笑)
色違いのスカートです
裾を広げると フレアーが多く 足元が美しく映えます
今年は再びハイウエスト登場
若かりし頃 お召しになられた経験がある方は
ちょっと苦笑いなさるかもしれませんね
でも トップスをインしてもしなくても
ウエストにデザインがありますけれど問題はありません
隠したい方は こんなブラウスをふんわりオーバーにして
ウエスト部分を隠してお召しください
さて お洒落して出かけますか
- Apr 5 2019
七分袖のロマン
袖丈で好きなのは七分丈
出ている手首がとてもセクシーに見えるから
(・・・ちょっと男目線で失礼致します)
例えば 首元がしっかり詰まった衿の洋服は
とても楚々とした きちんとしたイメージになります
でも 七分袖から手首が出ていると
女性らしい柔らかさを感じて 思わずその手の行方に
見惚れてしまったりするのです
20代の頃 憧れていた女性は夏でも長袖を着ていました
ある日 パフスリーブの七分袖のワンピースを着てきた時
ドキッとしたことを覚えています
袖口から出ている華奢な手首は 五本の指の動きを
それはそれは美しく映えさせていました
ほんの少し見せることで 優雅に見える動作にちょっぴり
感動したことを覚えています
こんなお袖のワンピースには 是非カーディガンを
合わせて頂きたいと思います
販売する時期が短いですので お早めにどうぞ
- Apr 2 2019
新元号
4月になりました
昨日 元号が発表されていよいよだなぁ~と
平成の30年間を振り返りました
皆様は如何ですか?
「令和」
珍しい響きだと思いましたのは私だけではないと思います
ラ行は本来日本語には無かった言語と聞いております
その言葉が最初で和がそれを支えるような元号
この文字をひと目みて 思わず人類の調和・・だと
そう私は感じ入りました
万葉集の梅花の歌三十二首序文からの引用と知った時は
殊のほか 嬉しく思いました
皆様はどうお感じになられましたか?
初春の令月にして 気よく風和らぎ 梅は鏡前の粉をひき
蘭ははいごの香を薫らす
初春の素晴らしい月が輝くなか 優しい風が
美しく咲いた梅の花びらを舞い散らし
芳醇な薫りが辺りを潤す
そんな風景が感じ取れる優雅な歌ですよね
令という言葉に込められている意味
和という言葉に込められている意味
それを深く感じ取り 新しい時代を若者たちには
切り開いていって欲しいと願います
これからの時代は 調和という言葉がキーワードになると
思います
寄り添うという言葉の意味の深さを心に刻むことが
この時代を生き抜いていく上で 重要になるのでしょうね
一人一人の生活が調和され 地域がまとまっていく
地域がまとまると 国の形が調和される
それぞれの国が調和されていくと
国同士の争いがなくなる・・・
穏やかな世界平和への架け橋に新しい時代がなれますよう
祈りたいと思います
- Mar 29 2019
まだ早い?・・早くない
春や秋・・毎年着るものに悩みますよね~
短い期間ですけれど 四季という言葉の通り
この時期も独立した季節です
私はお洒落がしたい季節でもあります
何故 今の時期の洋服たちは忘れられてしまうのか・・
これはとてもミステリアスな疑問です(笑)
実際 春や秋にお召し頂く洋服は
着用期間が長く 大変重宝するものが多いのです
但し 販売期間が短いということもあり
中々入手できないのかもしれませんね
インナーは半袖のブラウス
早い~と思われがちですけれど 4月~10月が旬
上着を主役にする季節には インナーに長袖は無用です
長くなった上着丈のインナーには フンワリ感のある
ブラウスがおすすめです
欲しい時期には店頭にはありません
見渡すかぎり Tシャツになってしまいます(笑)
この時期がご購入どき と お心にお留めおき下さいね
イエロー ネイビー サックスの3色 サイズはフリー
フロントデザインとバックデザインの違いが楽しいです
こちらもカットソー×布帛
フロントがカット バックが布帛です
インナーとしても動きがありますから楽しいですし
デザイン性があるものは1枚でシルエットが完結します
夏はそれが一番楽なコーディネートになります
上着は3色です フロント部分は総レースです
まさに 上着が主役のデザインです
スティックラインのパンツでもロングのスカートでも
ガウチョ ワイドパンツ 何でも合います
ベーシックなノースリーブのOPを合わせたら
エレガントな雰囲気にもなるという優れものです
サイズはフリーです
お洒落なデザインをお選びになりたい方は
4月~5月上旬までにお選びください
5月中旬になりますと Tシャツばかりになってしまいます
- Mar 26 2019
さし色
今日も朝は寒かったですね
でもやはり11時頃から風が吹いていませんので
本当に暖かな午後となりました
軽く羽織れるコートやジャケットが便利な季節到来・・
車に乗らず ちょっと歩きで出かけたくなる季節ですね
こんな季節には差し色が欲しくなります
基本色が決まっている方なら簡単に差し色が決まります
アクセントになる色を選ぶだけ
反対色とは言いませんけれど お召し物の色を下げず
上手に引き出せる色が差し色と言います
六分袖嶽 短めのニットです
5色展開で38サイズのみです おうち洗濯OK
スカートやワイドパンツ ガウチョなどにどうぞ
ニット×布帛 ちょっと動きがあって可愛い
バックの長さは丁度ヒップを隠せます
色違いです
まるでインナーとセットのような組み合わせ
でもメーカーが違いますので素敵な偶然です
ベージュ×赤 フレンチスタイルですね
最後の1枚となってしまったシャツコート
紺色に合わせると ベーシックになるという不思議
こんなに全身が赤なのに 主張しすぎないのが
やはり大人の粋さでしょうか
季節を色にたとえて アクセントカラーを選ぶのも
素敵な色遊びになります
皆様は何色をアクセントに選びますか?
- Mar 25 2019
彼岸が明けると
お彼岸が明ける頃から お花見の話題になります
日本くらいでしょう
植物の開花でこんなにニュースの話題になる国・・
毎年 この季節になると思います
そして つくづく日本に生まれて良かったと思うのです
桜の蕾が膨らみ始めると
どんな環境で生きている方でも 桜の開花を待ちます
桜の木と偶然に遭遇した一瞬だけでも
今抱えていることを忘れて 枝を見上げる
ふと 今年も桜の時期がきたなぁ~と思います
桜が開花することで 希望が湧いたりして・・・
これはきっと 自然崇拝の神道が
日本人の精神の基礎だからでしょうね
芽吹きに人間の輪廻を見立てているのだと思います
そろそろ 桜の木がある場所をお散歩なんて如何ですか?
芽が膨らんでいる姿はまるで妊婦さんです
なんとも 幸せな気持ちになりますよね
お彼岸の室礼には桜の散華に小指ほどの観音さま
南無阿弥陀仏の散華などを飾ります
3月30日が母の命日 4月8日は潅仏会ですので
3月11日の東日本大震災の供養から
1ヶ月ほどは 仏さまの室礼になります
千手観音さまと蝶の置物に五色の散華には
ご先祖さまからの継承に感謝の想いを重ねて
弱虫の私は
日々 こうして日本の精神文化を形にすることで
やっと地に足を踏ん張って生きて 生かされています
もし 何か 心に翳りを感じましたら
こんな日常を試みてください
傍で見守っている 自分の命の綱を感じます
- Mar 19 2019
風を感じて
スカートの丈が長くなり 靴をあまり選ばなくなったと
お客様からご報告を頂いております
確かに足が隠れますので ストッキングをはかなくて済む
カラータイツやソックスを合わせることが出来ますので
華奢な靴を合わせなくても宜しいですものね
お洒落の幅も広がったように感じています
洋服は流行というか毎年トレンドがあります
でもこの流行は好き嫌いで自分の物にして良し
嫌いなら流行に合わせる必要はありません
苦手なら トレンドを意識する必要はありません
ご自分の好きを最大限に活かしてお選び頂くのが一番です
但し お似合いになるかどうかは第三者の目が重要です
どうせお金をかけるなら お似合いになる方が嬉しいと
私は思うのですけれど 如何でしょうか?
ちょっと着てみたい・・そう感じたならチャレンジしましょう
今年は 雰囲気を変えたい方にはチャンスです
九星気学的には 開運行動になるそうです(笑)
素敵な皆様が更に魅力的になられることを
心から願っております
巻き風のスカート 今年は少しハイウエスト
バックのベルト部分はゴムです
自由自在なこの感覚がはきごこちを決めます
お色は2色 サイズはフリーに近い38サイズ
こちらも同じデザインのスカートです
フレアーの流れの美しさは毎年好評です
春になると爽やかな風を感じられる装いも楽しいですね
裾がゆれると 足元がとても華やかになります
それだけで 十分美しさを醸し出します
- Mar 17 2019
何通りにも着られる
明日からお彼岸入りですね
暑さ寒さも彼岸まで・・という言葉がありますけれど
是非 そうであって欲しいと思いますね
冬のコートを片付けようかなぁ~と思っても
中々朝晩のことを考えると そうはいかなかったり
この時期は 毎年 お召しになるものに迷われますよね
コートを冬物にするか
インナーを冬物にするか・・
この選択だけで 随分お気持ちが楽になるのではないかと
この時期迷われているお客様へ申し上げております
私は目的地でコートを脱ぐのであれば コートは冬物
目的地ではコートは脱がないというのであれば
コートを春物にして インナーは冬物で出かけます
この時期は臨機応変にお考え頂くのが
一番お洒落が楽しめます
3月は晴れていても夕方以降は 急に冷え込みますので
くれぐれもご注意されますように
レイヤード式のニット
コットンのシャツを合わせてベストで着る
4月になれば 半袖で着る
秋になったら タートルのTシャツを合わせて着る
何通りにでも着られるこのニットはとても便利です
このような春物なら 重ね着すると
コートは春物でも大丈夫ですね
一重のコットン素材
コートよりは軽く羽織れるシャツ風コート
ドルマンスリーブの袖はインナーを選びません
裾は深いスリットがU字になっていてシャツ感覚です
5色ありましたが 赤と紺の2色のみとなりました
春の寒さは風を通さなければ 薄手でも暖かく感じます
風除けを重視する装いでお出かけくださいね